第7回:お子様のインフルエンザについて

今年もインフルエンザの季節がやってきました。

インフルエンザになると、38℃を超える高熱や関節・筋肉の痛み、全身のだるさなどが急激に出現します。5歳以下のお子様がインフルエンザウイルスに感染すると、急性脳症や肺炎などの合併症が大人に比べて多いことが知られています。今回はお子さんのインフルエンザ予防に関して、どんなことができるかお伝えします。

ワクチン接種が最善の予防策

予防接種をすることで、インフルエンザウイルスが体内に入った場合でも、インフルエンザを発症する可能性を低くすることができます。予防接種をしたからといって100%予防できるわけではありませんが、インフルエンザにかかってしまった場合でも、重症化の防止に有効であると報告されています。インフルエンザを発症してしまうと、家族内で感染が広がったり、場合によっては入院が必要となるケースもあるためご両親の負担も多くなってしまいます。

日本では6か月の乳児期から予防接種が可能です。6か月未満のお子さんはインフルエンザの予防接種は推奨されないため、この時期のお子さんに対する一番の予防対策は周囲の家族や知り合いが予防接種をすることで対策をしてください。

ワクチン接種以外の対策

インフルエンザは主にくしゃみや咳から感染します。そのため周囲に熱や咳のある人がいたら、距離をとるのも予防対策の一つです。お子様がくしゃみや咳をしている場合は、マスクなどで感染の拡大を抑えるようこころがけましょう。

また、外出から帰宅する際は、ぬるま湯と石鹸でしっかりとお子さんの手を洗う習慣をつけましょう。石鹸がない場合はアルコール消毒なども有効です。小さなお子さんであれば流行期の外出はなるべく人混みをさけましょう。また、十分な睡眠や栄養をとり、免疫を高めておくことも肝心です。今のうちから、しっかり予防をして冬の流行期を乗り越えましょう。