ヤーズフレックスの値段はいくら?相場や他薬との比較、保険適用の有無についても解説!

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ヤーズフレックスを試してみたいけれど、どれくらいの値段で購入できるのか知らないという方は多いのではないでしょうか。
なかには、効果や副作用についてきちんと理解していないという方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、ヤーズフレックスについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 薬の相場
  • 服用することで期待できる効果
  • 服用することで引き起こす可能性がある副作用
  • ヤーズフレックスを購入するときの注意

ヤーズフレックスについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

ヤーズフレックスとは?

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ヤーズフレックスとは、超低用量ピルの一種です。
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲスチン)の2つの有効成分を含んでいます。
日本国内ではじめて連続服用ができるピルとして導入されました。(最大120日間の服用が可能)

海外では避妊薬として処方されていますが、日本では避妊薬としてではなく、月経困難症や子宮内膜症の改善目的で処方されています。


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ヤーズフレックスの値段

ヤーズフレックスに限らず、ピルを服用するときに気にする方が多いのが値段です。
長期間服用する場合、金銭的に問題がないか心配ですよね。
ここでは、ヤーズフレックスの相場についてご紹介します。

相場は約2,000円〜2,500円

ヤーズフレックス1シートの相場は約2,000円~2,500円です。
1シートに28日分の錠剤(実薬)がセットされています。※1日1錠服用

月経困難症などの改善を目的とした処方であれば保険が適用されます。
そのため、1シート約2,000円~2,500円が相場となります。


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他のピルの値段は?

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ヤーズフレックス以外にも、さまざまなピルがあります。

今回は、そのなかでも

  • フリウェル
  • トリキュラー
  • マーベロン
  • ヤーズ

上記4種類の効果や副作用、値段の相場についてご紹介します。

フリウェル

フリウェルは、ルナベル(LD/ULD)のジェネリック医薬品です。

卵胞ホルモンの含有量が異なる「フリウェルLD」と「フリウェルULD」の2種類があります。

月経困難症の改善や生理痛を緩和する効果が期待できます。
避妊効果があるホルモンの配合量が少ないため、避妊効果はありません。

フリウェルの副作用には、血栓症やアナフィラキシーのほかに、頭痛や吐き気などが挙げられます。
※卵胞ホルモンの含有量が異なるため、副作用のリスクにもそれぞれ差があります。

フリウェルは、月経困難症の治療目的で処方されるピルです。
保険が適用されるため、相場は1シート約1,600円です。

出典:足立病院市場烏丸レディースクリニック「費用一覧
出典:医療プラス「フリウェルに避妊効果がないのはなぜ?服用の効果や副作用を解説

トリキュラー

トリキュラーは、毎日服用することで高い避妊効果が期待できるピルです。
トリキュラーを服用すると血中のホルモンが増加し、妊娠初期に近いホルモンバランスに変化することで排卵が抑制されるでしょう。
排卵が抑制されることによって避妊効果だけでなく、PMS(月経前症候群)や生理痛、肌荒れなどの改善効果も期待できます。
副作用は、血栓症や不正出血、悪心、乳房緊満感などが挙げられます。

トリキュラーは、避妊目的で処方されるピルのため、保険は適用されません。(自費診療)
相場は1シート約2,500円~3,000円です。

出典:MEDIKEL「トリキュラーの効果・副作用は?購入時のおすすめクリニックも紹介
出典:アイシークリニック「トリキュラーの3つの効果とは?21と28の違いや副作用、通販の危険性について解説

マーベロン

マーベロンは、避妊効果やPMS、生理痛の改善効果が期待できる低用量ピルです。
低用量ピルは開発された順に第1~4世代に分類されますが、マーベロンはそのなかでも第3世代に該当します。
第3世代の特徴は、男性ホルモンを抑制することで女性ホルモンのバランスが調整できることです。
男性ホルモンを抑制することで皮脂の分泌が減少し、ニキビや肌荒れの改善効果も期待できます。
副作用は、血栓症や悪心、頭痛、乳房の痛みなどが挙げられます。

マーベロンは、避妊目的で処方されるピルのため、保険は適用されません。(自費診療)
相場は1シート約2,500円~3,000円です。

出典:ネオクリニック「マーベロンの効果・副作用・値段
出典:アイシークリニック「マーベロンの3つの効果とは?21と28の飲み方や副作用、通販のリスクについて解説

ヤーズ

ヤーズは、月経困難症の改善が期待できる超低用量ピルです。
子宮内膜が厚くなるのを防ぎ、痛みの原因物質であるプロスタグランジンの産生を減らすことで、月経困難症の改善効果が期待できます。
日本では避妊目的で処方されることはありません。
副作用は、血栓症や不正出血、頭痛などが挙げられます。

ヤーズは、月経困難症の治療目的で処方されるピルのため、保険が適用されます。
相場は1シート約2,000円です。

出典:おくすりの通販サイト「ヤーズの効果|避妊効果・副作用・飲み方・飲み合わせも解説
出典:ルナレディースクリニック「ピルの値段は?種類別の費用や保険適用、安く抑える方法も解説


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ヤーズフレックスの効果

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ピル=避妊薬と考えている方が多いですが、ヤーズフレックスは避妊薬としての安全性や有効性が確認されていないため、日本では避妊目的での処方はされていません。

ここでは、ヤーズフレックスの効果として、

  • 子宮内膜症に伴う疼痛の改善
  • 月経困難症の改善

上記2点に注目して見ていきましょう。

子宮内膜症に伴う疼痛の改善

ヤーズフレックスは、子宮内膜症に伴うさまざまな痛み(疼痛)の改善効果が期待できます。
子宮内膜症とは、腹膜や卵巣・卵管などの子宮周囲の臓器に、子宮内膜組織に似た組織ができる病気です。
そのままにしておくと炎症や周辺組織との癒着を引き起こしてしまい、月経痛や下腹部痛・性交痛などのさまざまな症状が身体にあらわれます。

ヤーズフレックスを服用することで子宮内膜が厚くなるのを防ぎ、子宮内膜症のある場所から分泌される痛みの原因物質”プロスタグランジン”の産生が減らせます。
プロスタグランジンの産生を減らすことで、子宮内膜症に伴う疼痛の改善効果が期待できます。

月経困難症の改善

ヤーズフレックスは、月経困難症の改善効果が期待できます。
月経困難症とは、月経中に起こる体や心の症状が、日常生活に影響するほど強く現れる状態のことです。
具体的には、以下のような症状が挙げられます。

  • 腹痛
  • 腰痛
  • 頭痛
  • 吐き気
  • イライラ
  • 抑うつ

月経困難症には、特に原因となる病気がない「機能性月経困難症」と、子宮関連の病気(子宮内膜症や子宮筋腫など)が原因で起こる「器質性月経困難症」があります。
ヤーズフレックスに含まれている卵胞ホルモンと黄体ホルモンが、ホルモンの分泌を管理する脳下垂体に働きかけることで、卵胞を成熟させるホルモンの分泌の抑制が期待できます。
卵胞を成熟させるホルモンを抑制することで、排卵そのものが抑制されるため、月経中に起こる体や心の症状の改善が期待できます。
また、子宮内膜が厚くなるのを防ぐことで痛みの原因物質であるプロスタグランジンの産生が減らせるため、月経困難症の症状を和らげる効果が期待できます。


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ヤーズフレックスの血栓症の副作用

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最大120日間の連続服用ができるヤーズフレックスですが、服用することによってどのような副作用があるのか気になりますよね。

ここでは、

  • 血栓症
  • マイナートラブル

上記2点について詳しく見ていきましょう。

血栓症

ヤーズフレックスを服用することで引き起こす可能性のある副作用のひとつに、血栓症のリスクが挙げられます。

血栓症とは、血液中にできた血の塊(血栓)が血管を塞ぐ病気です。血管を塞ぐことで血液が流れなくなり、部位や臓器が壊死したり、正常に機能しなくなったりします。
血栓症には、動脈血栓症と静脈血栓症の2つがあります。
動脈血栓症は、血液の流れが速い動脈にできる血栓のことです。
代表的な疾患に、心筋梗塞や脳梗塞(心房細動が原因の脳梗塞を除く)、閉塞性動脈硬化症(に起因する血栓症)などが挙げられます。

一方、静脈血栓症は、血液の流れが遅い静脈にできる血栓のことです。
代表的な疾患に、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)や肺塞栓などが挙げられます。
血栓症は、突然発症することが多く、生命に危険を及ぼす可能性があるため、十分な注意が必要です。

マイナートラブル

ヤーズフレックスの副作用は、重大な血栓症だけではありません。
服用を始めてから最初の数ヶ月間は、以下のようなマイナートラブルが出やすい時期でもあります。

  • 不正出血
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 悪心

薬の服用を続けることで少しずつ症状は落ち着いていきますが、症状が辛いときや長引くときは無理をせず、医師に相談することが大切です。


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ヤーズフレックスを診察を受けずに購入することには注意!

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ヤーズフレックスを購入する際、医師の診察を受けずに購入することはおすすめしません。
ヤーズフレックスに限らずピルは、患者一人ひとりの体の状態や改善すべき症状を見極めた上で、服用する種類を決定します。
ピルの種類によって服用方法や副作用、注意事項などが異なるため、購入の際は医師の診察(オンライン診察含む)を受ける必要があります。
しかし最近は、個人輸入サイトなどを通して診察なしでピルを購入する方もいるようです。
医師の診察を受けずに購入すると、

  • 本来の製品と成分量が異なる可能性がある
  • 偽物の可能性がある

などのリスクがあり、注意が必要です。
それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。

本来の製品と成分量が異なる可能性がある

診察なしで購入ができるピルは、海外製のものや品質・製造元が不明である場合があります。
この場合、同じ薬品名であったとしても、日本で販売されている本来の製品とは含まれている成分量が異なる可能性があります。
効果がなかったり、副作用が強く出たりすることも考えられるため、注意が必要です。

偽物の可能性がある

診察なしで購入ができるピルは、偽物の可能性があります。
有効成分が十分に配合されていなかったり、ピルとは全く異なる薬が含まれていたりする可能性もあります。

日本で医師の診察を受けてから処方されるピルは、医薬品医療機器等法に基づいて安全性や有効性が認められていますが、海外製のものにそのような保証はありません。そのため、副作用の被害に遭う危険性も考えられます。

購入したヤーズフレックスが偽物であった場合、医薬品による副作用の被害を受けた際に利用できる「医薬品副作用被害救済制度」は適用されないため、注意が必要です。


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ヤーズフレックスに関するよくある質問

疑問を抱える女性画像

ヤーズフレックスを服用するときに、よくある質問をまとめています。
服用に関して、少しでも心配なことや気になることがある方はぜひ参考にしてみてください。

ヤーズとヤーズフレックスの違い

ヤーズとヤーズフレックスは名前が似ているだけでなく、同じ有効成分が同量配合されています。
しかし、ヤーズとヤーズレックスには、

  • 1シートの錠剤構成
  • 薬の服用方法
  • 保険の適用範囲

大きな違いがあります。

ヤーズ ヤーズフレックス
1シートの錠剤構成 ・24錠が実薬

・4錠がプラセボ

・28錠すべて実薬
服用方法 ・28日周期で服用

(4日間の休薬が必須)

・最大120日間の連続服用が可能

(服用中に3日連続で出血がある場合、

4日間の休薬期間を設ける)

保険の適用範囲 ・月経困難症 ・月経困難症

・子宮内膜症に伴う疼痛

※プラセボ…有効成分を含んでいない偽薬

ヤーズフレックスは保険の適用内?

ヤーズフレックスは保険の適用内です。
ヤーズフレックスに限らず低用量ピルには、保険が適用されるピルと保険が適用されないピルがあり、薬を処方する目的によって分類されます。
ヤーズフレックスは、月経困難症の改善や子宮内膜症の緩和を目的に処方されるため、保険が適用されます。

先発医薬品か後発医薬品(ジェネリック)どちらがいい?

医薬品には、先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック)の2種類があります。
先発医薬品は、最初に研究・開発・発売された薬のことで、新薬とも呼ばれます。
一方後発医薬品は、先発医薬品の特許期間が終了してから発売された薬のことで、ジェネリック医薬品とも呼ばれます。
後発医薬品は先発医薬品と同じ効き目・安全性が認められていますが、以下3つの違いがあります。

値段

後発医薬品は研究開発にかかる費用が抑えられるため、先発医薬品よりも安価で購入できます。

利便性

後発医薬品は、薬のサイズを小さくすることで飲みやすくしたり、冷蔵保存が必須なものを常温保存できるようにしたりなど、開発メーカーごとにさらなる努力を重ねることで、利便性を向上しています。

名称の差

薬には、製薬会社がつける”商品名”と、薬の主な有効成分の名称である”一般名”があります。
先発医薬品は商品名と一般名が異なることがほとんどです。
しかし後発医薬品は、商品名に一般名を用いることが多いため、メーカーが変わっても薬の名前がわかりやすいというメリットがあります。
先発医薬品と後発医薬品は「どちらがいい」ということではなく、上記内容を理解した上で選択することが大切です。


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 6割以上が婦人科系の悩み改善のために服用?

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女性がピルを服用する目的は、避妊効果だけではありません。

生理日や排卵日を管理するサイト「ルナルナ」を運営する株式会社エムティーアイが、ルナルナユーザーを対象にアンケートを実施したところピル服用者の6割以上が生理痛の軽減や生理周期の変更などを含む婦人科系の悩みの改善を目的(きっかけ)に服用していることがわかりました。

ピルを今まで一度も服用したことがない方からすると、「ピルを飲むのはハードルが高い」と捉えがちです。

しかし、結婚式や旅行などイベント日に生理が重ならないようにずらしたいという理由でピルを服用する方もいると考えると、ピルが少し身近に感じられるのではないでしょうか。

ピルは避妊以外に、PMSの軽減や肌トラブルの改善、婦人科系疾患の予防など、さまざまな副効用があることから、婦人科系の悩み改善のために服用している方が多くいらっしゃいます。
※アンケートはピル全般の服用者が対象のため、ヤーズフレックスに限ったことではありません。
ヤーズフレックスに避妊効果はないため、避妊目的で服用することは避けるようご注意ください。
出典:PR TIMES「「低用量ピルについて」の調査結果 ~正しい理解と服用で、生理痛・PMSの解消の新たな選択肢としても!~


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ヤーズフレックス値段まとめ

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ここまでヤーズフレックスについてお伝えしてきました。
ヤーズフレックスの要点をまとめると以下の通りです。

  • 月経困難症の改善を目的とした処方であれば保険が適用されるため、1シートの相場は約2,000円~2,500円である
  • 子宮内膜症に伴う疼痛や月経困難症の改善効果が期待できる
  • 重大な血栓症や頭痛・吐き気といったマイナートラブルなどの副作用を引き起こす可能性がある
  • 購入する際は医師の診察を受ける必要がある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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