ピルのデメリットには何があるの?ピルの副作用やリスクについても解説

  • 2022年11月23日
  • 2022年12月11日
  • ピル

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ピルには生理周期を整えたり避妊効果を高めたりするなどのさまざまな魅力があります。
しかし一方で、ピルを服用する際のデメリットについて疑問に感じる方も少なくありません
ピルにはデメリットがあると言われていますが、実はメリットもたくさんあります。

本記事ではピルを服用することのデメリットについて以下の点を中心にご紹介します。

  • ピルを服用するデメリット
  • ピルの副作用
  • ピルを服用するメリット

ピルを服用することのデメリットを理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

ピルとは

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ピルとは、女性ホルモンとなる「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類が含まれた薬剤です。
正しく服用すれば高い避妊率が得られるほか、月経痛や過多月経を改善し、PMSやニキビなどの諸症状を和らげるなどさまざまな働きをする経口避妊薬です。


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ピルのデメリット

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ここからは、ピルを服用する際に実感するデメリットについて以下に4点ご紹介します。
ピルの服用はさまざまな良い効果をもたらす反面、デメリットに感じることもあります。
いったいどのような点をデメリットに感じるのか一つずつ詳しく見ていきましょう。

ピルを毎日飲む手間がかかる

ピルには、21日間服用するもの、あるいは28日間服用するものの2種類があります。
両者とも必ず1日1錠服用します
服用の際は同じ時間に飲むなど毎日のルーティンとして服用を習慣化させるのがおすすめです。

ピルは1日1錠飲むことが原則ですが、万一飲み忘れたことに気付いたときは、すぐに飲み忘れているピルの服用を行いましょう。
服用のタイミングが次の服用時間に近い場合はまとめて服用してください。

しかし、2日(2錠)飲み忘れてしまった場合は避妊効果が低下するため飲み忘れのないよう注意が必要です。
さらに3日(3錠)飲み忘れが生じたときは、いったんピルの服用を中止しましょう。
そして、次回生理開始日を待ってから新しいシートでの服用を再開してください。

出典:日本産婦人科学会

ピル購入で毎月お金がかかる

ピルは、子宮内膜症の治療や月経痛の緩和などを目的として処方を受ける場合は保険適用となります。
しかし、初めから避妊を目的として処方を希望する場合は保険適用外の治療です。
通常、病院で処方を受ける際は3,000円程度が相場価格となりますが、各病院によって費用が異なるため、受診される病院へ事前に問い合わせを行っておきましょう。

最近では来院不要でピルの処方が受けられるオンライン診療に注目が集まっています。
オンライン診療なら、診療予約から受診、薬の処方まですべてスマホやパソコンから完結するため、とても手軽に利用できると言えるでしょう。

また、気になる薬の値段も1,300円〜が相場価格だと言われており、病院で処方されるよりも安い値段でピルの処方を受けられます。
さまざまなメリットもあるため、毎月お金がかかる点を考慮すると、オンライン診療での受診がおすすめです。

ピル内服で血栓症のリスクが上がる

ピルを服用すると、血管内に血の塊ができることで血流が阻害され、血栓によって他の臓器に障害を与える恐れがある血栓症を引き起こす可能性があります
そのため、ピルを服用している方は、定期的(1年に1回)に血液検査を受け、健康状態を確認するようにしましょう。

なお、血栓症は日常生活において予防が可能です。
血栓はそもそもふくらはぎにできやすく、足に血液がたまる姿勢を長時間とることのないよう注意しましょう。
また、血流をよくするためにも毎日たっぷりの水分補給を心掛けてください。

ピル内服は年齢制限・喫煙制限がある

ピルを服用する際、誰でも服用が認められているわけではありません
一般的に喫煙している方は血栓症のリスクが高くなると言われています。
そのため、服用前に喫煙本数を減らすことが求められるなど、喫煙制限があるなど服用の際は注意してください。

また、40歳以上の方は心血管系の障害として心筋梗塞などのリスクが高まるため、ピルの服用については医師による適切な診断と慎重投与が伝えられています。
さらに50歳を超える方へは一層の血栓症のリスクがあるため、ピルの服用は避けるようにしましょう。


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ピルの副作用

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この後は、ピルを服用した際に身体に起こる副作用についてご紹介します。
副作用はすべての方に起こるとは言い切れません。
しかし、副作用として現れる症状を知っておけば、正しく対処できるはずです。
いったいどのような副作用が生じるのか、以下に4点詳しくみていきましょう。

吐き気

ピルを服用すると、吐き気を感じる方が多いと言われています。
ピルには女性ホルモンが含まれている分、急激なホルモンの変化が起こるために感じる副作用があります
通常、ピルを服用した際に起こる吐き気については、服用を始めて3ヵ月ほど経過した頃に治まると言われていますが、個人差があります。

そのため、ピルを服用する際に起こる吐き気による副作用を考慮し、同時に吐き気止めの処方も受けておくと安心です。
嘔吐してしまうとピルの薬の効果が最大限に発揮されなくなるため、吐き気止めの併用をおすすめします。

眠気

ピルを服用すると、大半の女性に現れる副作用として、眠気が挙げられます。
眠気が起こるのは、ピルに含まれるプロゲステロンによる強い作用だと言われています。
ピルの服用によって急激なホルモンバランスの変化が起こり、身体が変化に順応しようとして眠気が起こると考えられています。

眠気は長く続くという訳ではありません。
しばらくピルを正しく飲み続けると、ホルモンの変化と心身のバランスが整い、自然と眠気が軽減されていくでしょう。

胸の張り

ピルを服用すると身体が全体的に浮腫んだように感じるほか、体重が増えたと感じる方が多い傾向にあります。
さらに、生理前と同じような胸の張りを覚えるなど、身体にさまざまな症状が現れます。
胸の張りはピルを服用し始めてから3ヵ月程度で自然と治まり、違和感なく過ごせるようになるでしょう。

しかし、3ヵ月を超えても胸の張りが治まらない、あるいは生理前の症状よりも辛いと感じる場合があります。
長引く心身の不調を感じる場合は、早々に処方を受けた医師に相談するなど医療機関を受診するようにしてください。

不正出血

ピルを服用すると、大半の方に副作用として不正出血が現れると言われています。
しかし、不正出血はピル服用による急激なホルモンバランスの変化によって起こると言われています。
そのため、何らかの病気を疑うという症状ではないと考えられています。

一般的には服用を開始してから3ヵ月ほどで自然と治まってくるでしょう。
もしも不正出血が長引く、あるいは鮮血な出血があるなど、症状が続く場合は早々に医療機関を受診するようにしてください。

出典:「日本産科婦人科学会編 」低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)p8


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ピル内服はメリットの方が大きい?

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ピルを服用する際は、デメリットが大きく目立つ気がします。
しかし、ピルの服用は望まない妊娠を避けるための経口避妊薬として活用できる上、高い確率で避妊効果を高められる魅力があります。
そのため、万一避妊に失敗したときでも早急に服用すれば、高い避妊効果が期待できるでしょう。

また、生理周期をコントロールできるため、旅行やイベントなどの予定を立てやすくなります

ストレスや睡眠不足など生活習慣の乱れによってホルモンバランスが崩れやすくなり、肌荒れやニキビを誘発する恐れがあります。
しかし、ピルを服用していればホルモンバランスの安定をはかれるため、良い肌状態を保ち続けられるでしょう。

ピルには子宮体癌の予防や卵巣を休める作用を期待できるため、健康な卵子が育ちやすいです。

したがってピルの服用には大きなメリットがあることが分かります。


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ピルのデメリットに関するよくある質問

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この後は、ピルの服用の際によくある質問と回答を合わせてご紹介します。
ピルを服用するデメリットについて、多くの方はどのような疑問を抱いているのでしょうか?
これからピルの服用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ピルを飲むと太りやすくなるって本当?

ピルを服用すると太ったように感じると答える方が多いと言われています。
しかし、ピルを服用したために太ったというような見解はありません

大半の方は身体に水分を蓄えたことによって、むくみとして現れたために「太った」と感じるだけだと言われているのです。
そのため、ピルを服用したからと言って、決して太ってしまうということはないと言えます。
通常、ピルを服用してから3ヵ月以内にむくみが生じやすくなると言われていますが、自然と治まってくるでしょう。

出典:「日本産科婦人科学会編 」低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)p8

ピルを飲むことで将来妊娠できなくなるって本当?

ピルを服用したからと言って、将来妊娠できなくなるということはなく、ピルの服用経験の有無に関わらず、妊娠を希望したときの妊娠率に影響するという情報はありません

しかし、ピルは女性ホルモンをコントロールするため、服用を中止した時点ではまだホルモンバランスが元に戻っていません。
そのため、妊娠率は服用を行っていないときと比べると低くなります。
その後、2〜3ヵ月でホルモンバランスが整う方が大半のため、自然妊娠が可能となるなど身体の準備が整うでしょう。

ピルを飲み続けると死亡率は上がるの?

ピルは、服用する方の喫煙状況や年齢によっては血栓症のリスクが高まると言われています。
特に40代女性は心血管系の病気として心筋梗塞などの疾患が、また50代女性などは服用を避けるべきだと言われています。

リスクの高まる方を除いては、ピル服用によって死亡率が高くなると思われがちですが、実際にはピルを服用したことが影響で死亡率が増加している例は報告がありません
そのため、ピルの服用を継続したからと言って、死亡率との因果関係は考えにくいと言えるでしょう。


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ピルのデメリットまとめ

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ここまでピルを服用することのデメリットについてお伝えしてきました。
ピル服用のデメリットの要点をまとめると以下の通りです。

  • ピルを服用するデメリットは、毎日飲む手間やお金がかかる・血栓症のリスクが高まる・年齢制限や喫煙制限がある、といった点
  • ピルの副作用には、吐き気・眠気・胸の張り・不正出血などがある
  • ピルを服用するメリットは、避妊効果が高まることのほか、生理周期をコントロールでき、ニキビの予防や改善・健康な乱視が育つことなどが挙げられる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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