生理周期について教えてください!生理周期を整える方法も解説!

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生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの間隔のことを生理周期と呼びます。
生理周期は25〜38日の周期の場合は正常範囲です。
生理周期は正常の範囲より短すぎても長すぎても病的な原因の可能性があり、注意が必要です。
本記事では生理周期について以下の点を中心にご紹介します。

  • 生理周期が正常範囲外の原因及び対処法
  • 生理周期の管理
  • 生理周期を整える方法

生理周期について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

目次

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生理周期が長い場合の原因

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生理周期が39日以上と長くなっている場合、排卵ができていない、もしくは排卵がスムーズにできていない状態です。
生理周期が長い原因として貧血や体の冷え、不規則な食生活があげられます。
それでは原因の詳細を見ていきましょう。

生理周期が長い原因①貧血

生理周期が長い原因の1つ目に貧血があげられます。
私たちの体の中には、さまざまな臓器が生命を守るために働いています。
私たちの体に流れている血液は、酸素や栄養を末端の細胞まで送り届け、そこから二酸化炭素や老廃物を回収して運ぶ働きがあります。

生命を守るために最も大切な心臓や肺、脳などの器官は最優先に栄養が送り届けられます。
生理周期が長い原因にあげられる貧血とは、血液が組織に十分な酸素量を届けられなくなった状態を貧血といいます。
貧血により、血液が十分な酸素量を届けられない状態でいると、脳は優先順位が高い順に栄養を運ぼうと判断します。
生殖器官は、心臓や肺、脳などの器官に比べると、直接的に生命を守ることに関係する器官ではないため、優先順位が重要な器官にくらべると少し下がってしまいます。
栄養が不足した状態でいると、脳は妊娠しないように判断し、生殖器官の働きを止めてしまいます。

生理周期が長い原因②身体の冷え

生理周期が長い原因の2つ目は身体の冷えです。
冷えとは、身体全体の血の巡りを表す「血行」が滞り発生します。
わたしたちの身体の体温を維持する体温調節には自律神経が大きな役割を担っています。

自律神経は大脳にある視床下部という部分でコントロールされていますが、この視床下部で同じようにコントロールされているのが、女性ホルモンです。
自律神経と女性ホルモンは互いに影響し合い、互いに作用し合っています。
つまり、冷えにより自律神経のバランスが崩れると、それに影響され女性ホルモンのバランスが崩れ生理周期を乱してしまいます。

身体の冷えは女性ホルモンのバランスを乱す大きな原因の一つです。
また、視床下部でコントロールされている女性ホルモンは、卵巣から分泌されています。
身体が冷えてしまうことにより、卵巣内の血行不良が起こり、卵巣の働きが低下してしまいます。

その結果、卵巣の働きの低下により生殖器官の働きを止めてしまいます。

生理周期が長い原因③不規則な食生活

生理周期が長い原因の3つ目は不規則な食生活です。
不規則な食生活は、自律神経の乱れにつながります。

自律神経の乱れは女性ホルモンのバランスに大きく影響してしまいます。
自律神経には2種類あり、主に活動しているときに働く交感神経と、心と体を休めるときに働く副交感神経が存在します。
この2種類の神経のバランスが崩れると総合的に自律神経のバランスを崩してしまいます。

例えば、

  • 食事をする時間が毎日違っている
  • 朝夕食のいずれかの食事を抜いてしまう

などの不規則な食生活は自律神経のバランスを崩し、女性ホルモンのバランスにも大きな影響を与えてしまいます。

また、女性ホルモンは繊細で、些細なことでもバランスを崩してしまいます。
しかし、女性ホルモンに良い影響を与える食品を取ることでバランスを保つことができます。
極端な栄養の偏りは、女性ホルモンを調整するために必要な栄養を不足させてしまいます。
また、添加物が多く使われているインスタント食品は、体内のミネラルを奪い女性ホルモンの調節へ障害をきたしてしまいます。

生理周期が長い場合の対処法

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生理周期が長くなると不安になるでしょう。
生理周期が長い対処法として、貧血の改善や身体を温める、食生活の改善方法をご紹介します。

生理周期が長い場合の対処法①貧血の改善

貧血には生理の経血が大きく関係し、ピルを服用することにより改善できます。
低用量ピルを服用することで、子宮内膜を通常よりも薄くしておくことができるため、経血量 (消退出血の量) が少なくなり貧血の改善となります。
ピルの診療ガイドラインによると、「2周期を超えるピル使用により経血量が43%減少した」という報告もあります。
以下では、生理の経血量と貧血の関係をご説明します。

日本産婦人科学会の基準では、正常とされる生理の日数は3〜7日程度で、1回の経血量が20〜140mlとされています。
しかし、経血量が80mlを超えると女性の60%以上は貧血を引き起こす可能性があります。
この80mlの経血とは、生理が5日続くと仮定し、1日あたりの経血量を割り出してみると、1日16mlとなります。

16mlの経血は、大さじ約1杯分です。
貧血を引き起こす量としては、思ったよりも少ないと感じませんか?
貧血の症状が発生すると、困難に感じることも多いです。
貧血の対策としてピルを服用することも一つの手段です。
出典:ピルの診療ガイドライン
出典:日本産婦人科学会

生理周期が長い場合の対処法②身体を温める

身体を温めるために冷えを防ぐ対策をご紹介します。

衣服

身体を締め付ける、きつい下着は血行不良を招き、冷えにつながります。
ゆったりしたものを選びましょう。

入浴

入浴は身体を温めることに効果的とされています。半身浴のみですと肩や首のこりの改善がされにくいため、全身浴をおすすめします。

身体を動かす

冷えの原因は、「筋肉量が少なく、体の熱を多く作ることができない」「血流が悪いため熱をうまく運べない」ことです。
生活に運動を取り入れて筋肉を鍛え、筋肉を動かし静脈の流れを改善することで、冷えない体づくりにつながります。

身体を温める食事

食事で摂取したエネルギーのおよそ8割は熱になりますが、食事量が少ない場合や、胃腸が虚弱で栄養吸収が悪い場合は、熱産生が不足して体温が低下しやすいです。
胃腸を整え、食事全体の栄養バランスを整えることが冷え解消に効果的でしょう。

規則正しい生活リズムを保つ

早寝早起きを心がけ、規則正しい生活リズムを保つことで自律神経のバランスを整えます。

生理周期が長い場合の対処法③食生活の改善

女性ホルモンと相互作用のある自律ホルモンのバランスを改善するために、偏りがなく規則正しい食生活を送ることが大切です。

私たち人間には体内時計があり、そのリズムが大きく影響していますが、食事の回数や食べる時間が日によって偏りがあると、リズムが狂い、ホルモンが乱れてしまう可能性があります。

まずは規則正しい食生活を心がけ、ホルモンバランスを整えましょう

  • 1日3食を規則正しい時間に食べる

自律神経のバランスの乱れはホルモンバランスの乱れに繋がります。
食生活の生活パターンはなるべく一定にすることが大切です。

  • バランスのよい食事を心がける

健康に必要な栄養素をバランスよく食べることがホルモンバランスを整える鍵になります。

主食:主菜:副菜=3:2:1 が理想のバランスです。

  • ホルモンバランスを整える効果が見込める栄養を摂取する

女性ホルモンと似た作用のある大豆イソフラボンやホルモンバランスの調整などの働きをするビタミンEなどの栄養素を摂取することもおすすめです。

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生理周期が短い場合の原因

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生理周期が24日以下の場合、子宮内膜を正常に成熟できていない状態です。
そのため、1ヶ月以内に2度3度と生理が来ることもあります。
生理周期が短い原因はストレスや水分不足、辛いものの食べ過ぎがあげられます。
以下で詳細を解説していきます。

生理周期が短い原因①ストレス

生理周期が短い原因の1つ目はストレスです。
ストレスによるホルモン分泌の乱れや卵巣機能の低下が原因です。
女性ホルモンと脳は密接に関わっています。
通常卵巣は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌が減少すると不足分を補うため脳に信号を送り、恒常性を維持しています。

しかし、脳は過度なストレスを受けると「ストレスホルモン」の分泌を促進してしまいます。
このストレスホルモンは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌を抑制してしまいます。

また、2つの女性ホルモンのみならず、食欲抑制作用及び睡眠抑制作用もあるとされています。
女性ホルモンの2つのうち、黄体ホルモンの働きにより、子宮内膜が成熟します。
ストレスホルモンにより、特に黄体ホルモンの働きが不十分になり、子宮内膜が十分に成熟できなくなります。
そのため、排卵日から生理開始までの期間が短くなってしまいます。

生理周期が短い原因②水分不足

生理周期が短い原因の2つ目は水分不足です。
わたしたちの身体の半分は水分でできています。
体内の水分は、ホルモンバランスの維持に重要な役割を担っています。

水分は、組織や器官にとって衝撃材や潤滑油の役目を果たすだけでなく、栄養素の供給と老廃物の排泄システム、さらにホルモンやシグナルを伝達するなどのやりとりを担っています。
水分が不足するとホルモンバランスを崩しやすくなります。
また、女性ホルモンの一つの黄体ホルモンの働きにより、妊娠に備えて子宮内膜を厚く変化させ、水分と栄養素を溜め込もうとします。
水分が不足することで、黄体ホルモンの働きを十分に行えず、分泌が不足してしまいます。
妊娠に備えての働きが不足することで生理を早めてしまいます。

生理周期が短い原因③辛いものの食べ過ぎ

生理周期が短い原因の3つ目は辛いものの食べ過ぎです。
辛い食べ物として代表的なトウガラシは少量の摂取であれば、食欲増進、健胃、脂肪燃焼、免疫力増大などの薬理作用があります。

しかし食べ過ぎには注意が必要です。
辛い食べ物に含まれているカプサイシンは大量の急性摂取をすると知覚神経を機能的に麻痺させます。
さらに、カプサイシンの大量慢性摂取は、知覚神経を退行変性してしまうほど強い効果を持っているとされています。

この知覚神経は女性ホルモンと相互作用のある自律神経と連携して臓器を調整しています。
辛いものの食べ過ぎ、つまりカプサイシンの大量慢性摂取は知覚神経を機能させなくしてしまうことで、自律神経及び女性ホルモンの分泌の働きかけも弱まってしまいます。
女性ホルモンの分泌の働きが弱まることで妊娠の準備ができず、生理が早まってしまいます。

生理周期が短い場合の対処法

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生理の度にPMSや出血に悩まされる方も多いと思います。
ただでさえ、苦痛な生理が頻繁にきてしまう生理周期が短い場合、どのような対処法があるのでしょうか?
対処法として、ストレスや水分不足、食事の見直しの改善方法をご紹介します。

生理周期が短い場合の対処法①ストレスを減らす

イライラやストレスの原因は「月経前症候群 (PMS) 」かもしれません。
PMSは生理 (月経) 前の3〜10日の間に続く精神的または身体的な症状の総称です。

症状は、下腹部痛や頭痛などの身体の症状に加え、イライラして怒りっぽくなる、自己否定になるなどの精神的な症状が生じます。
PMSは女性の50〜80%にあると言われていますが、症状がひどいと認識し、治療している方は多くありません。
気がつかないうちに、PMSの症状でイライラしてしまい、他人に当たってしまうことを自責してしまい、ストレスが溜まってしまっている場合もあります。

このようなPMSはピルを服用することで症状を落ち着かせることができます。
PMSの深い症状は、排卵から月経にかけて卵巣から分泌が増える黄体ホルモンの働きで起きます。
ピルの服用により、脳に「卵巣から十分なホルモンが分泌されている」と錯覚をおこさせ、卵巣から黄体ホルモンが分泌されるのを抑える効果が期待できます。

生理周期が短い場合の対処法②水分不足

生理前は特に身体が水分を欲しています。
排卵後、受精卵が着床しやすい状態にするために、女性ホルモンである黄体ホルモンが身体に水分を溜め込もうとします。

この際、水分が不足していると黄体ホルモンの働きが不足してしまいます。
日頃からこまめな水分摂取が必要ですが、生理前は特に常温のお水をこまめに飲みましょう。
人間には1日あたり2.5リットルの水が必要とされています。

そのうち約1.2リットルを飲み水として補うことが推奨されています。
水分摂取には、常温のお水や白湯を少しずつこまめに飲むことがおすすめです。
特に、就寝前、起床後、入浴前後等はしっかり水分を摂取することを心がけることがよいでしょう。
水分補給には、お茶やジュースでなく、お水を飲みましょう。

生理周期が短い場合の対処法③食事の見直し

女性ホルモンと自律神経は相互作用があるとされています。
自律神経が乱れることで女性ホルモンバランスが乱れてしまいます。
その自律神経は意識的にコントロールできません。
自律神経を乱すと言われる、避けた方がいい食べ物をご紹介します。

過度な摂取は避けた方がいい食べ物

  • 辛いもの(カプサイシン)

知覚神経を刺激します。

  • コーヒー(カフェイン)

カプサイシン同様、知覚神経を刺激します。

  • インスタントラーメン、スナック菓子(トランス脂肪酸)

脳、自律神経にダメージを与えます。

  • 砂糖

身体の体温を下げる効果が期待でき、自律神経と密接に関わります。

※上記の食べ物は、適度な摂取であれば問題はありません。
場合によっては自律神経によい効果をもたらす場合もあります。
摂取してはダメなものではありません。
過度な摂取を避けることをおすすめします。

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生理周期の計算はアプリでもできる

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生理がいつぐらいにくるのか、前回の生理がいつだったかを簡単に管理できたら、便利でしょう。
アプリを使用することで、生理日・排卵日を予測することができます。

また、アプリの機能によっては、頭痛や腹痛などのご自身の身体の症状に加え、気分が落ち込む・イライラするなどの精神状態も記録できます。
記録しておくことで、体調の異常に規則性があるのかを把握でき、ご自身のPMSの症状も理解しておくことが可能です。
生理周期管理アプリの仕組みについてご紹介します。
女性の生理周期は、エストロゲン (卵胞ホルモン) とプロゲステロン (黄体ホルモン) などといった女性ホルモンによってコントロールされています。
生理周期は、個人差はありますが、個人個人のサイクルはほぼ一定です。
そのため、前回の生理開始日と生理周期の日数を入力すれば、次回の生理開始日やその次の生理開始日まで次々と自動的に計算して予測してくれる仕組みになっています。

生理周期の数え方

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生理周期は、比較的簡単に数えることができます。
生理周期の開始の日の確認方法、生理周期と生理期間の関係性、生理周期の平均を理解することで、生理周期のチェックが楽になってきます。

生理周期の開始の日

まず、カレンダーなど日付が分かるものを準備します。
生理がはじまった日に「1」と記入し、次の日は「2」、以降は「3、4、5…」と記入していきます。
次回の生理が始まったら、その日からまた「1」と記入し、その後の手順を繰り返します。
3回以上のデータが取れたら、平均値から自分の生理周期を割り出すことが可能です。

例えば、1月1日に生理が始まり、1月29日に次の生理がきた場合の生理周期は28日です。
生理周期はホルモンバランスや健康状態によって大きく変化する場合があります。
ストレスや精神的ダメージ、多忙などの影響を受けて乱れることがあるので、1回分のデータだけでは判断せず、3回以上のデータから判断するとよいでしょう。

生理周期に生理期間は関係ない

生理周期は生理の始まった日が起点となります。
生理の期間が短い、長いに関係せず、生理が始まった日を「1」としてカウントします。
また正常な生理期間は、3〜7日です。平均すると5日程度とされています。

生理の期間が2日以内と短い時は、子宮の病気や無排卵周期症、甲状腺ホルモンの分泌異常などが考えられます。
生理の期間が8日以上と長い時は子宮筋腫や子宮腺筋症などが考えられます。
生理周期に関わらず、生理期間が短かったり、長かったりする場合は婦人科クリニックに相談しましょう。

生理周期の平均

生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数をいいます。
生理は身体の中のホルモンによって作用されるはたらきなので、生理周期は人によってさまざまです。
医学的には生理周期が25〜38日の周期の場合は正常範囲内と言われています。

人によっては生理周期が短く24日以内という方や、逆に39日以上という方もいます。
しかし、生理周期が短くても長くても、身体に何かしらの以上が起きている可能性があるので、注意が必要です。
正常範囲内と言われる25〜38日を基準にご自身の生理周期が短いのか長いのか判断されるとよいでしょう。

また、生理はホルモンによって作用されるので、疲れやストレス、睡眠不足などが原因でずれることも珍しくありません。
焦らず生理が来るのを待ちましょう。
生理開始予定日から1週間以上も遅れている場合は、何らかの原因により生理が遅れている可能性があると考えましょう。

生理周期がバラバラなのは病気ですか?

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生理周期がバラバラだとしても、それだけで病気というわけではありません。
生理周期は.、正常な生理なのか、異常な周期なのかを判断する一つの目安です。
生理周期がバラバラになってしまう原因は年齢によるものや、不規則な生活、卵巣や子宮のトラブルが挙げられます。
それでは詳細を見ていきましょう。

生理周期がバラバラな原因①年齢によるもの

思春期は、卵巣から女性ホルモンであるエストロゲン (卵胞ホルモン) の分泌が始まり、女児が女性らしい身体つきに変化する時期です。
この時期に初経をむかえますが、初経年齢には個人差があります。

また思春期の少女の場合、初経を迎えていても、女性ホルモンを作る排卵システムが身体が十分に成熟しておらず、まだ発育中です。
つまり、卵巣機能がまだ発育中でエストロゲン (卵胞ホルモン) の分泌が低下したままだったり、脳下垂体から分泌されるプロラクチンという乳腺を成長させたりするホルモンの分泌の異常が認められる場合もあります。

これらのように、まだ不安定なホルモン分泌により、生殖器官が一定の状態を保てていないです。
そのため、無排卵状態になりやすく、生理の異常出血が起こってしまう場合があります。
生理周期が安定するには、初経から数年はかかります。
18歳くらいになっても同じような状態が続いていたら、一度婦人科で相談してみましょう。

生理周期がバラバラな原因②不規則な生活

女性ホルモンは自律神経と相互作用のある密接な関係です。
その自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、私たちの意思とは関係なく24時間働き続けています。
自律神経とは、心と体の状態を活発にする交感神経と、心と体を休ませる副交感神経がうまくバランスをとりながら働いています。

そのため、睡眠不足や、昼夜が逆転したような不規則な生活などは、自律神経の乱れの原因となります。
自律神経が乱れることにより、相互作用している女性ホルモンのバランスも乱れ、生理周期がバラバラになってしまいます。
自律神経が乱れないようにするために、ライフスタイルを見直すこともおすすめです。
私たちの生活は、食事・睡眠・休養・労働・運動の5つの要素で構成されており、これらが毎日規則正しく行われていれば、整体リズムの調子が整います。

生理周期がバラバラな原因③卵巣や子宮のトラブル

女性ホルモンの分泌や排卵は、脳の視床下部ー下垂体ー卵巣ー子宮の経路が正常に働き、連携することで起こっています。
過度なダイエットや、激しい運動、痩せ、肥満、精神的・身体的ストレスなどの原因により、脳の視床下部ー下垂体ー卵巣ー子宮の経路のいずれかの機能が低下することで引き起こされます。

主な症状としては、月経周期の異常や無月経などがあげられます。
卵巣・子宮の機能不全はさまざまな年代の女性に起こり、発症年齢によりみられる症状が違います。
初経を迎える前の年齢で異常が生じた場合には、月経が始まらない、2次特徴がみられないといった症状があります。

また、女性ホルモンのエストロゲン (卵胞ホルモン) が早期に低下してしまうことで、更年期障害と呼ばれる諸症状が現れたり、40歳未満で自然閉経を迎えたりする場合もあります。
生理周期にばらつきがある場合、早めに病院を受診することをおすすめします。
また、基礎体温の記録も重要です。

生理周期によるおりものの変化

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おりものに対して注目したいのは、「量」ではなく、色や質感です。
おりものの粘液の量に関しては、「基準」とできるものは基本的にありません。
以下から生理周期のおりものの変化をみていきましょう。

生理周期でおりものが変化する理由

おりものは、子宮頚部、子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物です。
つまり、子宮や膣から出た分泌物と古くなった細胞と皮脂腺や感染からの分泌物で成り立っています。
おりものが常に分泌されていることによって、膣内を酸性に保ち、外から細菌が侵入しにくいように「自浄作用」という働きをしています。

また、排卵の時は、おりものがあることで、精子が子宮内に到達しやすくなります。
つまり、おりものは女性の身体を守り、妊娠の手助けをしてくれます。

女性の身体は、女性ホルモンの影響を受けながら一定のサイクルで変化を繰り返しています。
これが生理周期です。

女性の体内では、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン、エストロゲン (卵胞ホルモン)、プロゲステロン (黄体ホルモン) の4つが周期的に分泌され増加・減少します。
このサイクルに合わせて起こるのが生理です。
おりものはエストロゲンの分泌にほぼ比例して増加・減少するため、生理周期に併せて色や形状、量、匂いなどが変化します。

生理周期:卵胞期前半

卵胞期前半 (生理中) では、生理周期中最もおりものが少ないです。ほとんど無いと言えるでしょう。
生理後、エストロゲン (卵胞ホルモン) が少なくなるにつれて、織物は白く濃くなっていきます。
匂いは特にありません。
生理後の1〜2日は濃い茶色の反転が混ざることもありますが、これは古い経血なのであまり心配しなくても大丈夫です。

生理周期:卵胞期後半

卵胞期後半 (排卵前) では、排卵の準備が整い、エストロゲン (卵胞ホルモン) の濃度が高くなります。
エストロゲンの濃度が高くなるにつれ、おりものは、ローションのような粘性のある質感になります。
卵胞期前半に比べ量も多くなりますが、匂いはとくにありません。

生理周期:排卵期

排卵期は、プロゲストロン (黄体ホルモン) の分泌量が増え、おりものの量が最も多くなります。
おりものが卵白のようになってきます。
色は透明で、ぬるっとした感じのよく伸びるおりものが2~3日続きます。

ニオイはそれほど強くありません。
湿っていてもよく伸びるため、精子が子宮に辿り着きやすくなります。
また、おりものに血が混じることがありますが、たいていは「中間期出血」といって生理的な現象です。

生理周期:黄体期

黄体期 (排卵後) 、プロゲストロン (黄体ホルモン) の分泌量が増えるにつれて、おりものの量は次第に少なくなります
粘度のある、濁ったのりのようなおりものへと変わります(下着につくと黄色っぽく見えることもあります) 。
そして、さらに生理が近づくとニオイが強くなることがあり、まれに少量の血液が混じることもあります。

生理周期:生理前

生理前は、再びおりものの量が増えてきます。
さらに粘性が強まり、ドロッとした濃い白濁色の状態になります。
においも通常時より強いにおいに変化します。
このタイミングでいつもの織物の状態が明らかに異なる場合は、医師に相談しましょう。

年齢による生理周期の変化

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生理周期は年齢により変化します。
10代から40代まで年代別に生理周期について見ていきましょう。

10代の生理周期

初経(初回の生理)を迎えてから数年間は、まだ卵巣機能が発育中のため、月経周期が不規則なことは少なくありません。
このため、初経後1年間は生理周期にばらつきがあってもすぐに異常とは判断されません。
初経後1〜3年頃までは生理周期は22日〜45日が正常範囲とされています。

そのため、ひと月の間に生理が2度来たとしても、全く生理の来ない月があったとしても、この範囲で生理が来ていれば大きな問題ではありません。
10代での生理周期が自然に正常範囲に収まっていくことがほとんどです。
ただし、中には内分泌異常(高プロラクチン血症、甲状腺機能異常、多嚢胞性卵巣症候群など)や子宮の形態異常(重複子宮など)などの原因が隠れている可能性もあります。
もし、大幅に周期がずれてしまったり、体調不良も重なったりする場合には、産婦人科の受診を検討されることをお勧めします。

20代の生理周期

20代は女性ホルモンの働きが安定し始めるため、生理周期が安定する時期です。
正常の生理周期として25日〜38日とされています。

しかし、比較的安定しているこの時期に、生理が乱れるのは、将来思いがけない病気などにつながる可能性があります。
生理不順の原因を知り、ご自身の身体を見つめることも大切です。
生理周期の乱れはホルモンバランスの乱れから引き起こされることが多いです。

20代の多くの女性に見られる生理不順の原因としては、過度なダイエットが挙げられます。
過度なダイエットが続くと、十分な栄養が体に行き渡りません。
その結果、卵巣への栄養も行き渡らず、妊娠する準備をすることができないと脳が判断してしまい、なかなか生理がこない状態になることがあります。
特に思春期の場合は、まだ体が成長段階にある時期です。
この時期に無理なダイエットをしてしまうと、将来の妊娠に影響してしまう可能性もあります。

30代の生理周期

30代になると、女性ホルモンの卵胞ホルモン (エストロゲン) 分泌量はピークになります。
このとき、性成熟度も頂点に達します。
正常の生理周期として25日〜38日とされていますが、35歳頃から卵巣の機能低下は、少しずつ始まっています。

更年期の前段階のプレ更年期 (30代後半〜40代ぐらい) で、生理周期の乱れや経血量が減少するなどの症状がある方は、閉経に向けた変化がすでに起こりつつあるのかもしれません。
通常閉経は50歳前後ですから、早くから更年期のような状態が始まると、老化も早まってしまいます。
そのため、不足する女性ホルモンを補う治療が必要なケースもあります。

40代の生理周期

一般的には、まず40歳を過ぎた頃から生理の周期が短くなり、21日程度まで周期が短縮することがあります。
その後も不規則な周期が続き、45歳頃からは周期が長くなっていきます。
そして50歳近くになると周期は2~3ヵ月に一度などとなり、ついには停止した状態になります。
生理が停止してから1年が経過したら「閉経」と言われています。

閉経とは、卵巣機能の活動が次第に低下して、生理が永久に停止した状態のことです。
40代に入ると、女性ホルモンの量は急激に減少して、閉経へと向かいます。
そのため、生理が2〜3ヶ月に1回になったり、反対に1ヶ月に複数回きたりして、生理周期に乱れが生じます。
また、生理中の出血量も多かったり、少なかったりと変化がみられます。

生理周期に影響する意外な要因

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生理周期に意外な要因で影響する場合があります。
満月や、運動のしすぎ、風邪、新しい化粧品などがあげられます。

生理周期に影響する意外な要因①満月

新月から次の新月までの期間は29.5日です。
そして女性の生理周期は約28日です。

月が満ち欠けする周期は、女性の生理周期によく似ています。
生理を「月経」と呼ぶように、月と女性はとても縁が深いです。
月には常に地球を引っ張る「引力」が働いています。
海面が持ち上がる潮の満ち引きという減少はこの引力によるものです。

また、海面だけでなく、地面も引力の影響で数十センチ上がり下がりしているのだそうです。
海の水や大地の土が月の引力の影響をうけるということは、自然界の一部である人間の体や心も影響を受けるということです。
満月の日には、出産が多いと言われ、多くの女性も生理を迎えることが多いです。

また、満月に引っ張られることで神経が活発になりPMSが強く出る傾向があります。
これは月の引力が人間の体内の水分に影響を与えるからという説もあります。
新月は、太陽・月・地球の順番で一直線に並んだ状態で、太陽と月からの引力が強く働いている時です。
太陽と月の2つのパワーの重なりによって、身体の中に溜めた不要なものを排出する力が強まる時期で、女性の身体では排卵が生じることが多いです。
月の周期に目を向け、ご自身のちょっとした変化に気が付く感性をもってみることも一つの生理周期の管理手段になるかもしれません。

生理周期に影響する意外な要因②運動のしすぎ

生理周期が乱れる原因は様々あります。
アスリートや運動選手に一番多い原因は、運動量に対して見合った食事が不足しているなど、エネルギー不足の状態に多いです。
運動は、多くのエネルギーを消費します。

しかし、重量制限など、体重に制限がある種目や、体重が少ない方が有利になる種目などがあります。
体重の減量のために、食事を制限することも生じます。
そのようなエネルギー不足が続くと、脳が生命が生きるための優先順位を判断します。
生殖器官は生命が生きるための重要度は心臓や臓器などに比べると高くありません。

そのため、脳からの生殖器官への指示 (伝達)、つまり女性ホルモンの分泌が低下してしまいます。
女性ホルモンの分泌低下によって、排卵が不安定になり生理周期が乱れてしまいます。
運動を行う際は、栄養不足にならないよう食事管理にも気をつけましょう。

生理周期に影響する意外な要因③風邪

風邪を引いて高熱が出たため、生理周期が乱れてしまった。と思われている方もいるかもしれません。
しかし、原因は逆かもしれません。
自律神経と女性ホルモンは相互作用があり、お互いが強く影響し合っています。

自律神経のバランスを崩すと全身の機能に支障をきたしてしまいます。
自律神経は、精神的なストレスや気温変化等の外的刺激が長時間続くと体を守ろうと防御反応を起こしてしまい、全身的に不調が生じてしまいます。
自律神経が乱れた場合、以下の症状が現れます。

  • 風邪
  • 腹痛・下痢
  • 集中力の低下
  • 疲労
  • 不眠

つまり、風邪を引いてしまったため生理周期が乱れたのではなく、自律神経が乱れてしまい、同時に相互作用している女性ホルモンのバランスが乱れたことで、風邪のような症状が生じてしまいます。
風邪を引かないためにも、自律神経のバランスを保つことができるよう、規則正しい生活をこころがけましょう。

生理周期に影響する意外な要因④新しい化粧品

生理前に、ニキビや肌荒れに悩む方も多いことでしょう。
これは、生理前にはプロゲステロンと呼ばれるホルモンが分泌される影響のため、皮脂の分泌が多くなり、ニキビや肌荒れが生じやすいためです。
生理周期によって肌の状態が変化するということは、その時の肌の状態に合わせたスキンケアを行うことができれば、肌トラブルを回避することができるということです。

しかし、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルが生じてしまい、焦って新しい化粧品を投入してしまうと、肌が敏感になりやすくホルモンバランスを乱してしまいます。
精神的に不安定な状態になる「PMS症状」が現れやすい黄体期は、通常弱酸性にある肌表面が中性からアルカリ性へと傾き、様々な肌トラブルが現れます。
生理周期により分泌される女性ホルモンにより、敏感な時期でもあります
そのような時期に、無理に新しい化粧品の使用を始めると逆効果になる可能性が高いです。

新しい化粧品を試すとしたら、卵胞期から使うことをおすすめします。
卵胞期は女性ホルモンのうちの卵胞ホルモン (エストロゲン) の量が相対的に高く、心身がもっとも落ち着いた状態になります。

生理周期の管理方法

笑顔が素敵な女性の画像

生理周期を管理することができたら、毎月のようにやってくる生理とうまく付き合うことができます。
生理周期が乱れてしまっている際、生理周期を管理するためにも生理周期を記録することや、定期検診、婦人科の受診をおすすめします。
それでは詳細について見ていきましょう。

生理周期の管理方法①生理周期を記録する

生理周期は女性の体調に大きく影響を与えます。
生理周期を理解してご自身の体調の波を把握すると、イベントなどの予定を立てやすくなります。
女性の生理周期は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンなどの女性ホルモンのバランスにより成り立っています。
特に、生理周期の乱れについて不安になった経験がある女性は少なくありません。

生理周期の乱れは、身体に病気が隠れている可能性があるばかりか、将来妊娠を望んだときに、不妊につながる場合があります。
生理周期を記録することで、女性ホルモンのバランスの変化を可視化できます。
生理周期が安定している方も、乱れがちな方も、健康を維持するために生理周期を記録することはとても大切です。
生理周期の変化や、それに伴う体調の変化などにすぐ気が付くことができます。
不安に感じる変化がある場合はすぐに医師に相談しましょう。
必要な場合はピル服用も医師に相談してみましょう。

生理周期の管理方法②定期検診

生理周期の乱れがある場合や、無月経が起こっている場合は婦人科疾患 (ホルモン異常)などが生じている場合があります。
生理周期を把握しておくことで、定期検診を通して医師に相談しやすくなります。

また、若い世代の場合には、卵巣の機能に悪影響を及ぼす場合があります。
婦人科疾患を放置してしまい、長期に続くとガンのリスクが上昇し、骨折しやすくなる場合もあります。
定期的な検診はリスクを回避する大切なものです。
年に1度子宮と卵巣の健康状態をチェックしてもらうことをおすすめします。
費用は、生理不順や無月経の場合、基本的に問診、採血や超音波検査、薬剤の処方が行われます。

初診料を含め、保険診療で3割負担の場合はお薬代を含めて1万円程度が目安となります。
定期的な検診を受け、ご自身の状態をしっかり理解されることが大切です。
もし、治療が必要な場合でもしっかり治療を続ければ、将来の妊娠に悪影響を与える心配も少なくなります。

生理周期の管理方法③婦人科の受診

生理周期が不安定の場合、年齢によって疑われる疾患等が異なってきます。
年齢と生理周期によって婦人科を受診しましょう。

  • 20歳以下の場合

10代の身体はまだ成熟していないため、ほとんどの女性が初経から数年間は整理不順の状態です。
しかし、3ヶ月以上生理がない場合、将来の不妊だけでなく、婦人科疾患につながる恐れがあるために、早めに婦人科を受診しましょう。

  • 20〜45歳の場合

20代になると生理周期が規則的になります。
普段から生理不順気味の場合、不妊や婦人科疾患の恐れがあるため、検査を行ってホルモン値を調べる必要があります。
早めに婦人科を受診しましょう。

  • 45歳以上の場合

女性は55歳ぐらいまでに閉経を迎えるとされています。
閉経5年ほど前から女性ホルモン分泌が減少する更年期となります。
45歳から50歳前半で生理周期が不規則になってきたら、更年期障害や婦人科疾患の恐れがあるので早めに婦人科を受診しましょう。

生理に関するよくある質問

女医の笑顔画像

ここからは生理に関するよくある質問を紹介していきます!

生理周期を完全に止めることはできますか?

生理周期をピルのような薬で完全に止めることはできません。
生理を一生止めることができる方法には、子宮全摘手術が挙げられます。
ただし、子宮全摘手術は、病気が原因で子宮を摘出する必要があると判断された時しか適用されないことがほとんどです。
子宮全摘手術を行った場合、将来妊娠や出産ができません。

リスクが高いため、子宮を摘出する必要がある病気がない場合はおすすめできません。
現在、子供は欲しくないと思っていても、将来考えが変わることがあります。
生理を止めたい場合は、一時的に生理を止める超低用量ピルもあります。
また、低用量ピルの効果により、生理の出血量も減少し、生理痛の症状も軽減されます。
一度医師に相談してみましょう。

生理周期についてどこに相談すればよいですか?

生理周期が不安定だと不安ですよね。
不安に感じている時に、相談できる相手がいる場合といない場合は雲泥の差で不安感の解消レベルが異なってきます。
しかし、どこに相談すればよいのでしょうか?

まずご紹介するのは、「ヘルスケアラボ」です。
厚生労働省から、女性の健康を包括的に支援するため情報発信されています。
ここに、同じような悩みを抱えている方の内容が記載されており、月経トラブルから相談しにくいデリケートな悩みについてまで分かりやすく記載されています。
一度参考にしてみることもお勧めです。

また相談先として「産婦人科オンライン」もおすすめです。
産婦人科オンラインはスマホから直接、産婦人科医または助産師に相談ができるサービスです。
経済産業省の委託事業により無料で利用が可能です。
出典:ヘルスケアラボ
出典:産婦人科オンライン

ピルを飲むのをやめたら生理痛はひどくなりますか?

ピル服用中は、ピルの効果によって排卵が抑えられ、妊娠中に近いホルモンバランスになります。
しかし、ピルの服用をやめると、体は元の状態に戻ります。
そのため、以前より生理痛やPMS、肌荒れ、ニキビなどの月経困難症の症状があった方は、 再度同じような症状に悩まされてしまうことがあります。
酷い場合は、医師に相談するようにしましょう。

ピルの服用をやめる際は、一度、医師へ相談しましょう。
ピルは服用をやめさえすれば、いつでもやめることが可能ですが、体調の変化や副作用のリスクがあります。
どのような症状が起きる可能性があるのか医師と確認し、やめるべきかを検討してください。
また、ピルの服用をやめた際に起きる体の変化次第では、再び服用を検討した方がいい場合もありますが、その際も医師の判断が必要です。
体に生じた変化の内容等を医師に相談しましょう。

生理周期は平均して何日くらいですか?

生理の周期は、女性ホルモンの分泌によって調節されており、個人差はありますがほぼ一定に保たれています
生理周期は25日~38日が正常です。
平均28日のサイクルで繰り返されるのが一般的です。

正常の生理周期に当てはまらず、25日未満で出血し、次の生理までの間隔が39日以上かかる状態のことを「月経不順」といいます。
また、正常な生理期間は4〜7日です。
2日以下の場合には「過短月経」、8日以上続く場合は「過長月経」と呼ばれ、何らかの病気が潜んでいる可能性があります。
生理周期や期間が短すぎたり長すぎたりする状態が続く場合は、子宮や卵巣、あるいはホルモン分泌のしれを出す脳に何らかの異常があることもあります。
生理の乱れは貧血や不妊症につながることがありますので、一度医師に相談し、検査を受けてみましょう。

生理周期まとめ

ここまで生理周期についてお伝えしてきました。

生理周期の要点をまとめると以下の通りです。

  • 生理周期が正常範囲ではない場合、女性ホルモンと相互作用のある自律神経をととのえることで生理周期が正常範囲に修復できる
  • 生理周期を記録し、おりもので生理周期の状態を判断し、乱れている場合は医師に相談する
  • 生理周期を整える方法として、自律神経を整えたり、ピルを服用したりするのが良い

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。