生理痛について分かりやすく解説!ピルで生理痛が改善できる?

  • 2022年11月6日
  • 2022年11月8日
  • ピル

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「低用量ピルを買えるクリニックを知りたい!」
「重い生理痛を治す方法を知りたい!」
など、生理痛について知りたいことはたくさんありますよね。
そんな要望にお応えして、生理痛に関して知っておくべき様々な知識を解説します。

本記事では生理痛について、以下の点を中心にご紹介します。

  • 生理痛の症状とは何か
  • 低用量ピルが買えるおすすめのクリニックはどこか
  • 生理痛を緩和する方法は何か

生理痛に関する正しい知識を付けるためにも、ご参考いただけますと幸いです。

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生理痛の症状

月経前や月経中に生じる様々な社会症状である「月経随伴症状」をご紹介します。
症状が日常生活に支障をきたす程のものであれば、医師に相談することをおすすめします。

生理痛の症状①:頭痛

生理周期に応じて生じる頭痛は、「月経関連片頭痛」と呼ばれる片頭痛です。
通常の片頭痛よりも持続時間が長く、痛みが強く、再発しやすいという傾向があります。
片頭痛の多くは、適切な治療を受けることで症状が緩和されるので、生理前に片頭痛を生じた場合は、我慢せず医師に相談しましょう。

症状

①ズキンズキンという波打つような強い痛みがある
②体を動かすとガンガンと頭に響く
③上記の症状が、生理の開始2日前から開始3日目の間に起きる

原因

エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が、排卵日と月経開始期に急激に低下することが大きく関係しています。

対策

基礎体温表をつけ、毎月いつ頃に頭痛が起こるのかを把握しておくことをおすすめします。
頭痛が起こりそうな日には予定を入れず、頭痛薬を携帯しておくと安心です。

生理痛の症状②:イライラ

生理前にイライラ感や抑うつなどの精神症状を呈するものは、PMS(月経前症候群)の症状のうちの一つとして知られています。
PMSは、月経が開始する前から生じる様々な身体的、精神的に不快な症状のうち、日常生活に支障をきたすものであり、月経が開始すると同時に症状が落ち着くのが特徴です。
PMSの原因は、黄体期後期にエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモン量が急激に低下することだと言われていますが、
詳しくは分かっていません。

具体的な症状としては、精神症状に加え、身体の一部に生じる痛みや自律神経失調症状などがあります。
ハーブティーを飲んだり、軽い運動をしたりすることで身体がリラックスしてPMSの症状が改善するので、試してみることをおすすめします。

腹痛

症状

生理痛の代表的な症状として下腹部の痛みが知られており、PMSの症状のうちの一つとなっています。

原因

生理が始まる少し前から、子宮を収縮させる働きを持つホルモンであるプロスタグランジンが分泌されます。
プロスタグランジンは痛みや熱などを引き起こす成分として知られ、子宮の中に滞ることで子宮やその周りの血管が過剰に収縮し、腹痛を起こします。

対策

体を温めたり、軽い運動をしたりすることで、体の血流がよくなり、腹痛を緩和してくれます。

生理痛の症状③:吐き気

症状

生理前から吐き気やむかつきなどを感じることもあり、意外に多くの女性が悩まされています。

原因

腹痛と同様に、プロスタグランジンの分泌が多すぎることで起こります。
プロスタグランジンは子宮だけでなく胃や腸も収縮させてしまうため、胃に不快感が起こり、それが吐き気という症状として現れます。
その他にも食事のリズムが乱れることで胃腸に負担がかかることも、原因のひとつです。

対策

刺激の強いものは避け、消化の良いものを食べることをおすすめします。

腰痛

症状

下腹部の痛みに加え、生理時に腰痛に悩まされる方も多くいます。
PMSの症状のうちの一つとなっており、もともと腰痛持ちの方や冷え性の方は生理時にさらに症状がひどくなります。

原因

腹痛と同様に、子宮を収縮させる働きを持つホルモンであるプロスタグランジンの分泌が多すぎることで起こります。
プロスタグランジンの働きで子宮やその周りの血流が悪くなり、骨盤周りを中心に痛みが生じます。

対策

体を温めたり、軽い運動をしたりすることで、体の血流がよくなり、腰痛を緩和してくれます。

下痢

症状

生理前はお腹が張り便秘となり、生理が始まると下痢気味になる方は少なくありません。

原因

黄体ホルモンが腸の収縮運動を抑制してしまうため、分泌量が増えると腸の働きが悪くなり、それが生理前の便秘という症状として現れます。
その後、生理が始まると便秘は解消されるものの、プロスタグランジンの作用により腸の収縮が大きくなり、下痢が起こりやすくなります。
また、ストレスが下痢の原因となることもあります。

対策

刺激の強いものは避け、消化の良いものを食べることをおすすめします。

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生理痛の原因

プロスタグランジンの分泌量が多い

月経時には、まず卵胞ホルモンが卵巣に働きかけ、排卵の準備をします。
排卵が起こり、卵子が卵巣から子宮に運ばれると黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜を肥厚させ妊娠ができる状態にします。
受精卵が厚くなった子宮内膜へ着床した場合は、妊娠が成立します。
着床しなかった場合は、子宮内膜が役目を終えてはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。

このときプロスタグランジンという物質が分泌され、これが子宮を収縮させる作用を持ちます。
プロスタグランジンの分泌が増えすぎると収縮が強くなり、子宮やその周囲の充血やうっ血を引き起こし、痛みという症状として現れます。
これが生理痛と呼ばれ、下腹部痛や腰痛などが生じます。

子宮の出口が狭い

生理では、子宮内膜が役目を終えてはがれ落ちる際に生じる出血を、子宮から外に出そうとする際に子宮の筋肉が収縮します。
このときに生じる痛みが生理痛であり、収縮が強ければ強いほど、生理痛が重くなります。

若い世代や出産の経験がない場合は、子宮が十分に成熟していないことで子宮の出口である子宮頚管が狭いことがあります。
子宮の出口が狭いと経血がスムーズに外に流れにくいため、血液を押し出そうと子宮が過度に収縮するので、病的な痛みが引き起こされます。
出産後に子宮の出口が広がったり、年齢とともに子宮が成熟したりすれば、自然に生理痛が軽くなります。

冷えによる血行不良

女性ホルモンに不調があると、月経が乱れたり、冷えが起こったりします。逆に冷えることで、女性ホルモンの不調を招くこともあります。
女性ホルモンは卵巣から分泌されていますが、身体が冷えてしまうと卵巣内の血行不良が起こり、卵巣の働きが低下します。
これにより体内のホルモンバランスが乱れ、月経不順が起こりやすくなります。
つまり、冷えが重い生理や月経不順の原因となっていることがあるのです。

女性は筋肉量が少なく、筋肉が熱を作り出しその熱を体内に保つことが苦手なため、冷え性になりがちです。
また、現代人が抱えやすいストレスによって、血行が悪くなり冷えを招くということもしばしば見受けられ、ストレスが重い生理を生じさせる原因にもなります。
冷え性の自覚がある方は、基礎体温をつけることで女性ホルモンの状態を把握し、体調や月経の管理をすることをおすすめします。


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ピルで生理痛を和らげられる?

この項目では、ピルが生理痛に効果を発揮する理由をご紹介します。

ピルが鎮痛剤では効かない痛みによく効く理由①

月経周期の始めでは、卵胞ホルモンが分泌され、これに反応して脳から急激に黄体形成ホルモンが分泌されます。
これにより成熟した卵胞が破れ、中から卵子が排出され排卵が起こります。
この排卵が引き金となり、生理痛の原因となる月経が引き起こされます。

ピルには、女性ホルモンである卵胞ホルモンが含まれており、服用することで血流に乗って全身へめぐります。
卵胞ホルモンの循環により、卵巣から卵胞ホルモンが大量に分泌された妊娠状態と脳が勘違いします。
その結果、体内で自然に分泌される卵胞ホルモンの量が減少し排卵が抑制されます。
これにより、月経始めに起こる排卵が抑制され、生理痛の原因が事前に消失することになります。

一方で、通常の鎮痛剤には卵胞ホルモンが含まれていないため、排卵を抑制する能力を持っておらず、生理痛を抑制できません。
したがって、ピルは鎮痛剤と異なり生理痛に大きな効果を発揮します。
ただし、ピルは女性ホルモンバランスの調整に関わるため、毎日決まった時間に服用することで初めて高い効果を発揮します。

ピルを飲み忘れると、ホルモンバランスが変化し効果が薄れてしまうので注意が必要です。

ピルが鎮痛剤では効かない痛みによく効く理由②

月経周期の中盤以降では、排卵により卵胞が黄体へ変化し、黄体ホルモンが分泌されます。
黄体ホルモンは、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を肥厚・安定させ、妊娠の準備をします。
もし妊娠が成立しなければ、黄体ホルモンは減少し、肥厚していた子宮内膜がはがれる「月経」が始まります。
子宮内膜が血液とともに体外に排出されるときに子宮を収縮させる必要があり、これが生理痛となって現れます。

ピルには黄体ホルモンも含まれており、卵胞ホルモンと同様に、服用することで全身へめぐり妊娠状態と脳が勘違いします。
これにより、子宮内膜に働きかけ子宮内膜が厚くなるのを抑制し、経血量も減少します。
その結果、生理痛の直接的な原因となる子宮収縮が抑えられます。

一方で、通常の鎮痛剤には黄体ホルモンが含まれていないため、子宮収縮抑制能力を持っておらず、生理痛を抑えられません。
したがって、ピルは鎮痛剤で効かない生理痛を抑制する効果を発揮します。


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手軽にできる生理痛を緩和する方法

つらい生理痛を改善する方法をご紹介します。
いつでもどこでも簡単にできるので、ぜひお試しください。

身体を温める

身体の冷えが、重い生理や月経不順の原因となることがあります。
身体が冷えると卵巣内の血行が悪くなり、卵巣からの女性ホルモン分泌量が低下します。
これにより体内のホルモンバランスが乱れ、生理の主症状である下腹部痛や腰痛などが起こりやすくなります。
したがって、冷えに対する対策として身体を温めることが必要になります。

冬や寒い時期は、冷えやすい下半身にひざ掛けや毛布をかけたり、使い捨てカイロを貼ったりして、下腹部や下腹部や腰のまわりを温め、血行をよくすることをおすすめします。
夏や暑い時期は、冷房で身体が冷えすぎないように注意しましょう。
暑いからといってシャワーだけで済ませるのではなく、お湯につかって全身を温めることが大切です。
また、温かい飲み物は血行を促すだけでなく、リラックス効果も期待できるため、冷え対策におすすめです。

ストレッチをする

ストレッチによる効果

骨盤内の血流が滞ると、生理痛が強まります。
ストレッチなどで体を動かすことで筋肉の緊張が解け、全身の血行がよくなり、生理痛が緩和されます。
骨盤や股関節の周りの筋肉を動かしたり、足の付け根の筋肉を伸ばしたりすることがストレッチのコツです。
また、体を動かすことでリラックスやストレス発散にも効果的です。
ただし生理痛がひどいときには、無理をせず、まずは体を休めましょう。

ストレッチ方法

ここで生理痛予防に効くストレッチ方法である「ヒップリフト」をご紹介します。
骨盤低筋群を鍛えるストレッチ法であり、普段のエクササイズに取り入れてみることをおすすめします。

ヒップリフト

  1. 仰向けになり、肩幅に足を広げて、両ひざを立てます。両腕は手のひらを床につけた状態で体の横におきます。
  2. 息を吐きながら、手のひらで床を押すようにして、腰を上げます。
  3. ゆっくり息を吐き切ったら、息を吸いながら、ゆっくりと腰を床に下ろします。
  4. 1~3を5~10セットほど行います。

ツボを押す

生理痛の緩和に効果があるとされるツボがいくつかあり、ツボ押しや、ツボを温めるツボ温熱療法などが効果的です。
ツボ押しをするときは、手指で気持ちがいいと感じる程度にやさしく押すのがコツです。
ツボ温熱療法では、ホットパックなどを用いて3~5分程度温めます。
月経の始まる一週間ほど前から始めると効果的だと言われています。

ツボの種類

ここで生理痛の緩和に効果があるツボを5つご紹介します。

ツボの種類 ツボの位置 効果
気海(きかい) 正中線上で、おへそから指約2本下 生理痛の緩和や生理不順・便秘・下痢の改善
関元(かんげん) 正中線上で、おへそから指約4本下 生理痛の緩和や生理不順・腰痛・冷え性の改善
血海(けっかい) ひざの内側のお皿の上、指2本と指半分上 血流を整える。生理痛の緩和や生理不順の改善
足三里(あしさんり) ひざのお皿の外側にあるくぼみから、

指4本分下

血流を整える。生理痛の緩和・胃腸のトラブル改善
三陰交(さんいんこう) 足の内くるぶしの一番高い所から、指4本分上の、脛の骨の後ろ側にあるくぼみ 生理痛の緩和・婦人科系のトラブル・冷え性改善

※正中線上:頭から縦にのびる体の中心線上

鎮痛薬を飲む

副作用などが怖くて鎮痛薬を服用することに抵抗を感じる方が一定数います。

一方で、痛みを我慢し続けたストレスによって生理による痛みを強めてしまうこともあります。
重い生理痛は我慢せずに、鎮痛薬を服用するという選択を取ることも大切です。
痛みや熱などを引き起こす成分として知られるプロスタグランジンは、生理痛の代表である腹痛や腰痛を引き起こします。
生理痛に使用する鎮痛薬は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と呼ばれ、このプロスタグランジンの生成を抑え、痛みを和らげる効果があります。
生理痛が発生し始めた時に服用することで、プロスタグランジンの生成が早く抑えられ、効果が得られやすくなります。

一方で、痛みを長期間我慢してから服用すると、プロスタグランジンがすでに大量に分泌された状態であるため、効果が現れにくくなってしまいます。
そのため、痛みが発生したらなるべく早く服用することをおすすめします。
鎮痛薬はさまざまな種類が市販されているため、すぐ服用できるように購入して持ち歩いておくと良いでしょう。
ただし、鎮痛薬を服用しても痛みが引かない場合は、婦人科で医師に相談するようにしてください。


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生理痛を和らげられる飲み物

生理痛を改善する飲み物をご紹介します。

身体を温める温かいスープ

身体が冷えて血行が悪くなると子宮の収縮が抑制されるため、その代償として子宮の収縮を促すプロスタグランジンの分泌量が増えます。
その結果、生理痛が悪化してしまいます。
身体の冷えによる生理痛の悪化を防ぐには、ひざ掛けやカイロなど外から身体を温めるだけでなく、温かい飲み物を摂ることで内から身体を温めることも大切です。

例えば、じっくり煮込んだ具だくさんの温かいスープなどがおすすめです、
温かいスープで内から身体を温めることで、腹痛や腰痛などの生理痛が緩和されます。
また特に生理においては、体温が下がったままにならないように活動エネルギー源となる栄養素を摂取することが必要です。

したがって、スープに具がたくさん入っているほど、生理中に必要な栄養素を十分に補えるためおすすめです。

温かいハーブティー

身体を温める飲み物として、ハーブティーもおすすめです。
ハーブティーには数多くの種類がありますが、身体を温める効果があるのは、ジンジャーティーやカモミールティー、サフランティーなどです。
ハーブティーを飲むときのポイントは、きちんとマグカップに蓋をすることです。
マグカップに蓋をして5分ほど待つと、蒸気が水滴となって蓋につき、ハーブティーの中に垂れることで蒸気の中に多く入っている有効成分も一緒に摂取できます。

ただし、血管収縮作用のあるカフェインを含むハーブティーもありますので、注意しましょう。
また、アフターピルを服用している方は、ハーブティーの中に含まれているセイヨウオトギリソウと飲み合わせが悪いため、飲むのを控えましょう。

温かいココア・豆乳

身体を温める飲み物として、ココアや豆乳もあります。
ココアには、血管を拡張させる効果のあるポリフェノールが含まれており、体の冷えを改善する効果があります。
またココアには鉄分も含まれており、生理における貧血の予防にも効果的です。
カロリーはやや高めですので、飲みすぎには注意しましょう。
豆乳には、大豆イソフラボンが豊富に含まれており、これは女性ホルモンである卵胞ホルモンと似た働きを持つと考えられています。
そのため、ピルの作用と同様に、生理中に飲むことで体内が妊娠状態と勘違いし、自然な卵胞ホルモン分泌量が減少した結果、生理痛を緩和してくれます。
冷えも生理痛の原因となりうるので、豆乳は温めて飲むようにしましょう。


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生理痛を和らげられる食べ物

生理痛を改善する食べ物をご紹介します。

生理痛【腹痛・腰痛】を和らげる食べ物

温かい飲み物だけでなく、食べ物にも、血行を良くし腹痛や腰痛などの生理痛の主症状を緩和してくれるものがあります。
ここでは、代表的な食べ物として生姜と大豆食品をご紹介します。

まず、生姜は体を温めてくれる代表的な食べ物です。
生姜をすりおろして豆腐に乗せたり、味噌汁やスープに入れたりといった食べ方であり、いつもの食事にひと手間加えることで生理痛予防になります。
生姜は少量で大きな効果を期待できるため、少量加えただけで体がぽかぽかになります。

また、大豆食品も体を温めてくれる食べ物のうちの一つです。
大豆食品にはイソフラボンが含まれており、女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモンと似た働きをします。
そのため、ピルと同様にホルモンバランスを整える効果があり、生理痛の緩和もしてくれます。

大豆食品には納豆、豆腐、味噌、豆乳、きなこなどがあり、普段の食事に一品加えてみてはいかがでしょうか。

生理痛【頭痛】を和らげる食べ物

生理周期に応じて生じる頭痛は、「月経関連片頭痛」と呼ばれる片頭痛です。
月経関連片頭痛では、生理開始日の前後に、ズキンズキンという波打つような強い痛みが発生します。
エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が、頭痛の発生に関係していると言われているため、以下の食品を摂取すると症状が改善されることがあります。
ただし、食べ物で頭痛が治らない場合は、我慢せず医師に相談しましょう。

大豆食品

腹痛や腰痛と同じく、頭痛に対しても大豆食品に含まれるイソフラボンが効果的です。
イソフラボンはホルモンバランスを整えてくれ、頭痛を緩和してくれます。
イソフラボンは比較的軽めの食事に含まれているので、体調が優れていなくても摂取しやすい食品となっています。

ビタミンB2を豊富に含む食べ物

ビタミンB2は、ウナギ、カツオ、マグロ、肉、牛乳、納豆、乳製品などに多く含まれています。
ビタミンB2は体内に備蓄できないので、毎日摂取することがポイントです。
ビタミンB2は、水溶性(水に溶けやすい)ビタミンであり熱にも弱いので、食材を水洗いする際は手早く行い、生のままか、蒸して食べるのをおすすめします。

PMS(むくみ・イライラ・落ち込みなど)を和らげる食べ物

むくみ

生理前に体内で黄体ホルモンが増えることで、むくみが出ることがあります。
また、冷えが原因で下半身の血行が悪くなり、足がむくむこともあります。
身体のむくみの原因となるのは、カリウムの不足です。

カリウムは切り干し大根、ドライトマト、アボカド、ホウレンソウなどの野菜、ドライバナナ、ドライマンゴー、干し柿などの果物のほか、海藻類にも豊富に含まれています。
カリウムは、水洗や茹で汁をこぼすことですぐ流れ出てしまうため、なるべく食材そのまま食べるか、スープにして食べることをおすすめします。

イライラ・落ち込み

生理に伴う女性ホルモンの変化によって、落ち込んだりイライラしたりするなど、PMSの症状が現れることがあります。
生理時の感情は、カルシウムを摂取することで上手くコントロールできます。
カルシウムは交感神経の働きを抑え、リラックス効果をもたらすためおすすめです。

カルシウムを多く含む食品としては、牛乳やチーズなどの乳製品があります。
例えば、ホットミルクを飲むことで、カルシウムを摂取するとともに、生理痛の原因となる冷えの対策にもなります。


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生理に関するよくある質問

生理痛はどれくらいが普通ですか?

頭痛や腹痛、腰痛など、いずれも人によって痛みの程度は様々です。
自分の生理痛がどの程度なのか、痛みの基準が何なのか、わからないという方が多くいます。
ここでは、痛みの程度を3段階に分けてご紹介します。
自分の生理痛の程度を判断するのに、ぜひ参考にしてください。

レベル1
軽い下腹部痛や腰のだるさはあるものの、日常生活に支障はなく、鎮痛薬を服用する必要がない。

レベル2
生理痛が強く、しばしば寝込んでしまうが、鎮痛薬を服用すれば仕事や学校に行ける。

レベル3
毎回生理痛が強すぎて、立っていられず、仕事や学校を休まざるを得ない。鎮痛薬を手放せない。

痛みは決して我慢してはいけません。
痛みを我慢し続けることでストレスが溜まり、さらに生理痛がひどくなることもあります。
我慢できない痛みがある場合は、無理せず気軽に婦人科を受診することをおすすめします。

生理についてどこに相談すればよいですか?

生理に関する相談は、厚生労働省が監修している女性の健康推進室「ヘルスケアラボ」がおすすめです。
皆がよく抱えている生理痛やデリケートゾーンなどの悩みについては、医師がすでに詳しく解説してくれているため、まずはそれを参考にすると良いでしょう。
厚生労働省監修のため、解説内容の信頼度も高いため、安心です。

具体的には、貧血、生理痛、月経不順・無月経、PMS、不正出血、おりもの・かゆみ、月経困難症、早期閉経に関する解説が見られます。
先に挙げた項目以外に生理に関して悩みを抱えている場合は、こちらの相談窓口から相談できます。
こちらも厚生労働省 研究班の医師が答えてくれます。
また、女性特有の病気に関してセルフチェックも行え、病気の可能性や産婦人科を受診するべきかどうかの判断をしてくれるため、非常に便利です。

ピルを飲むのをやめたら生理痛はひどくなりますか?

ピルを服用している間は、高い避妊効果、生理痛の緩和や生理不順の改善などのメリットがあります。
一方で、吐き気や頭痛などの副作用も発生する場合があります。
ピルの服用を中止しても、すぐに体に異変をきたすということはありません。

ただし、遅くとも3か月以内には生理が再開し、排卵機能が復活するため妊娠も可能となります。
したがって、ピルを服用中止するとピルによる副作用はなくなりますが、元々持っていた生理痛や生理不順は復活することがあります。
復活した生理痛や生理不順がひどい場合は、ピルを処方してもらった医師に相談することをおすすめします。


また、生理が再開しなかった場合は妊娠している可能性も否定できないため、妊娠検査薬や医療機関で確認するようにしましょう。

生理周期は平均して何日くらいですか?

生理周期とは、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期に分かれ、この周期を繰り返すことです。
生理は月経期に起き、肥厚した子宮内膜が役目を終えてはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。
その後の卵胞期では、卵胞ホルモンが卵巣に働きかけ、排卵の準備をします。
排卵期には排卵が起こり、卵子が卵巣から子宮に運ばれます。
黄体期に黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜を肥厚させ妊娠ができる状態になります。
生理周期は月経期の初日から次の月経が始まる前日まで、正常では25~38日間続きます。

ただし、24日以下のものを「頻発月経」、39日以上のものを「稀発月経」と呼び、病的な場合があるため、一度婦人科を受診することをおすすめします。


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生理痛まとめ

本記事では、生理痛についてお伝えしてきました。
生理痛について重要なポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 月経随伴症状と呼ばれ、頭痛、イライラ、腹痛、吐き気、腰痛、下痢などがあります。
  • おすすめの低用量ピル処方クリニックは、以下の5クリニックです。
メディエットクリニック エニピル
クリニックフォア マイピルオンライン
ルサンククリニック

 

  • 生理痛を緩和する方法は、身体を温める、ストレッチをする、ツボを押す、鎮痛薬を服用するなどがあります。

また、温かい飲み物を飲んだり、肉・魚・乳製品を食べたりするのも効果的です。
この情報が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。