ライノウイルスとは|原因や症状、感染経路、検査、治療法

ライノウイルスとは?

ライノウイルスは、正式名称を「ヒトライノウイルス」といい、一般的な風邪の原因となる代表的なウイルスです。

一年間を通して感染する可能性のある病気ですが、特に春と秋に流行します。またライノウイルスには、乳幼児から大人まで幅広く感染する可能性がありますが、大人になるにつれて感染率は低下し、感染したとしても症状が出にくくなります。

ライノウイルスの感染経路は?

感染者の咳やくしゃみによる飛沫を直接吸い込む飛沫感染と、飛沫が付着したドアノブなどに触れた後に直接鼻や口を触ることに寄る接触感染によって感染が広がります。

ライノウイルスは「血清型」といわれるウイルスの型が複数あるため、型が異なると何度も感染する可能性があります。

ライノウイルスで現れる症状は?

ライノウイルスは鼻や喉付近に感染するため、頭痛や喉の痛み、鼻づまり、くしゃみ、咳などの症状が現れます。

咳は1〜2週間程度で通常治まりますが、2週間以上咳が続く場合は気管支炎や肺炎などの症状に進行する可能性があるため、一度かかりつけの病院を受診しましょう。

ライノウイルスの検査方法は?

喉の痛みや鼻詰まりなど風邪の症状から判断を行い、特別な検査を行うことはありません。

ただし、高熱や重篤な頭痛、呼吸困難など風邪以外の症状が見られるときは血液検査や胸部のレントゲン検査などを行います。

ライノウイルスの治療方法は?

ライノウイルスの特効薬はないため、現れている症状を緩和させる対症療法を行います。気管支炎や副鼻腔炎などの症状が見られる場合は、ライノウイルス以外のウイルスに感染している可能性があるため抗菌薬が処方されます。

ライノウイルスの自宅でのケア方法は?

水分補給を行う

脱水症状を防ぐためにもこまめに水分補給を行うことが大切です。飲み物は刺激の強い冷たいものや炭酸ではなく、できれば常温もしくは少し温かいものを飲むようにしてください。

食事は無理に取る必要はありませんが、食欲があるようならゼリーなどの柔らかいものがおすすめです。

喉の乾燥を防ぐ

冷たい空気や乾燥した空気を吸い込むと喉の痛みを促進する可能性があるため、外出するときはマスクをしましょう。室内では加湿器を使い湿度を保つと良いでしょう。

ライノウイルスの予防方法は?

ライノウイルスは飛沫感染や接触感染により感染が広がるため、普段から予防を意識した次のような生活を送ることが大切です。

● 手洗い・うがいをこまめに行う
● 外出するときには、マスクを着用する
● 外出するときには、人混みを避ける