片頭痛について

片頭痛の特徴

片頭痛とは、頭の中の血管が拡がることで起こる頭痛です。その痛みは「ズキンズキン」や「ドクンドクン」と表現されることが多いです。頭の片側のこめかみ辺りに痛みを感じる人が多く、嘔気や知覚変化、嘔吐などを伴います。発症年齢は幅広く、女性の場合は生理周期と関係するタイプの片頭痛もあります。

片頭痛の原因

飲酒、睡眠不足や睡眠過多、天候や気温の変化、ストレスからの解放、チーズやチョコレートなどチラミンやポリフェノールを含む特定の食べ物な度が考えられます。ただし、これが原因となって必ず片頭痛が起こると一概に言い切ることはできません。片頭痛が起こるメカニズムの研究は非常に遅れており、未だに解明されていない部分も多いのが現状です。

片頭痛の症状

片頭痛の主な症状として、

  • 痛いときと痛くないときがある(月数回程度起こる人が多い)
  • 痛みだすと数時間から2-3日間痛みが続く
  • 脈を打つようなズキンズキンとした痛みがあることが多い
  • 頭の片側だけ痛いこともあれば、両側が痛むこともある
  • 吐き気や嘔吐が出やすい

等の特徴があります。
また、痛みが起こる前に、以下の前兆が出現することがあります。

  • 目の前にちかちかするような光が見える
  • 視野の中に一部見にくい場所が出る
  • 臭いや音に過敏になる

片頭痛の検査・診断

片頭痛を診断する特別な検査はなく、症状から診断を行います。片頭痛だと思っていても、その他の頭痛の可能性もあるので二次性の頭痛(脳血管障害、くも膜下出血、脳動脈解離、脳腫瘍など)の鑑別目的に、必要に応じて画像検査を行います。

片頭痛の治療法

痛みに対しては鎮痛薬や頭の中の血管を収縮させる薬剤を使います。
その他の対応として、痛みが起こったときは安静にする、痛む箇所を冷却する、入浴で温まりすぎて血管が拡がることを避けましょう。

片頭痛が心配な方

ストレス、食生活・生活習慣、飲酒、喫煙のコントロールなど生活習慣で気を付けられることは多々ありますが、大事なことは片頭痛を感じたら病院を受診しましょう。片頭痛は致死的ではない病気ですが、他の重大な病気である可能性を除外する必要があるためです。まず生命に関わる可能性がある二次性の頭痛(脳血管障害、くも膜下出血、脳動脈解離、脳腫瘍など)でないかどうかを否定した後に、一次性の頭痛(片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛など)の鑑別診断を行うことが重要となります。