MR(麻疹・風疹混合)ワクチンとは|接種時期や回数、効果、副反応

MR(麻疹・風疹混合)ワクチンとは?

MRワクチンを2回接種することで、風疹と麻疹の感染を99%以上の割合で予防することができます。

麻疹とは?

風疹ウイルスに感染することで発症し、発熱や咳、鼻水などの症状が見られた後、口内に白いぶつぶつや、皮膚に発疹が現れるという特徴があります。

風疹とは?

風疹ウイルスに感染することで発症し、発熱や、発疹、リンパ節の腫れが主な症状で、非常に稀に脳炎などの思い合併症を併発することがあります。

MR(麻疹・風疹混合)ワクチンの予防接種の費用は?

MRワクチンは「定期接種」に定められており、自治体が費用を負担しているので、1歳〜満2歳未満のうちに1回と、6歳になる年度に1回は無料で接種することができます。

期間内に接種できない場合は、「任意接種」として費用を負担する必要があり、1回目・2回目ともに8,000円程度で接種することができます。

MR(麻疹・風疹混合)ワクチンの予防接種の時期・回数は?

MRワクチンは合計2回接種する必要があり、主な接種スケジュールは次のとおりです。

接種時期が近づくと一度かかりつけの医師と相談すると良いでしょう。
● 1回目:1歳〜2歳未満
● 2回目:6歳になる年度

MR(麻疹・風疹混合)ワクチンの副反応や注意点は?

副反応

MRワクチンの副反応としては次のようなものがあります。その他にも気になる症状が出ている場合は、一度接種した病院に相談しましょう。

● 接種5〜10日後に発熱
● 接種5〜10日後に発疹
● 接種箇所の赤み、腫れ
● アナフィラキシー

注意点

接種日に37.5度以上の「明らかな発熱」がある場合はワクチンを接種することはできません。

また過去に予防接種を受けた後、2日以内に発熱や全身性発疹などのアレルギーを疑う症状が現れたことがある人、けいれんの既往歴がある人は接種前にかかりつけ医に相談する必要があります。