水痘ワクチンとは|接種時期や回数、効果、副反応

水痘ワクチンとは?

水痘ワクチンを接種することで、水痘の感染や、感染した際の重症化を防ぐことができます。

水痘とは?

いわゆる「水疱瘡(みずぼうそう)」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで、発熱や全身の発疹が出てくることが特徴です。また、重症化すると脳炎や命に関わることもあるので、注意が必要です。

水痘ワクチンの予防接種の費用は?

水痘ワクチンは「定期接種」として定められており、各自治体が費用を負担しているので、1〜3歳未満のうちに2回であれば無料で接種することができます。

もし上記の期間に接種することができないときは、自費で約7,000円程度で接種することができます。

費用を補助してくれる自治体もあるので、一度病院や自治体に確認しておくと良いでしょう。

水痘ワクチンの予防接種の時期・回数は?

水痘ワクチンは2回接種する必要があります。主な接種スケジュールの目安は以下です。

● 1回目:1歳になったら早めに
● 2回目:1回目から3ヶ月以上空けて

ただし、2回目を打つタイミングに関しては、医師によって推奨する時期が異なるので、かかりつけの医師と相談してください。

水痘ワクチンの副反応や注意点は?

副反応

健康な子供が水痘ワクチンを接種した場合には、副反応はほとんどないとされていますが、気になる症状が現れたときは、念の為接種した病院に連絡して相談しましょう。

注意点

接種日に37.5度以上の「明らかな発熱」がある場合はワクチンを接種することはできません。

また過去に予防接種を受けた後、2日以内に発熱や全身性発疹などのアレルギーを疑う症状が現れたことがある人、けいれんの既往歴がある人は接種前にかかりつけ医に相談する必要があります。