子供の赤い発疹|熱なし、かゆみなし。病院へ行くべき?原因は?

子供に赤い発疹!熱なしでかゆみもないときに病院へ行く目安は?

しばらく様子を見る

発疹以外に子供に症状が出ていないか確認しましょう。発疹以外に症状が出ていない場合はしばらく様子を見ます。

すぐに病院へ行く

以下のような症状が出ている場合は、すぐに病院へ行きましょう。夜間や休日であれば救急病院や往診を利用します。

● 呼吸が苦しく、ぐったりしている
● 全身に発疹が現れて、かゆみが出てきた
● かゆみがひどくなり、寝ることができない

熱なし・かゆみなしの発疹で考えられる原因は?

水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼができている部分に直接触れたり、水いぼに触れたタオルをそのまま使うことでウイルスに感染して水いぼが生じます。

通常、水いぼはかゆみや痛みを伴いませんが、全身に現れる可能性があります。6〜9ヶ月すると自然に治まるので、特に治療は行いません。

ただし、水いぼが脇の下や膝の裏側にいぼができた場合は、摩擦で潰れて感染が拡がることがあるので注意が必要です。

熱なし・かゆみなしの発疹ができたときの対処法は?

水いぼが原因の場合は、いぼを潰した手で全身を触ると、症状が全身にひろがる可能性があります。水いぼができたときには、掻き壊してしまわないように子供の爪は短くしておきましょう。

通常は治療を行うことはありませんが、ピンセットで摘み取ったり、薬を使用することで早く治すこともできるので、早く直したい場合は一度医師に相談してください。

熱なし・かゆみなしの発疹の予防法は?

水いぼは接触感染をするので、水いぼに直接触れないようにすることが大切です。家族内で感染者が出た場合は、洗面所やトイレのタオルはいぼが完治するまでは分けて使うようにしましょう。

また、皮膚が乾燥している場合は感染しやすいため、特に冬場は保湿を行うことが大切です。