子供の発熱後の発疹|病院へ行く目安や対処方法は?

子供の発熱後の発疹で病院へ行く目安は?

しばらく様子を見る

まずは患部だけではなく、全身の様子を見ます。発疹以外に明らかな症状がなく、発疹が体の1箇所だけの場合は、しばらく様子を見てください。

かゆみや発疹が数日続いている場合は一度診療時間に受診をおすすめします。

すぐに病院へ行く

様子を確認して以下のような症状が出ている場合はすぐに病院へ行きましょう。夜間や休日であれば救急病院や往診を利用します。

● 呼吸が苦しそうで、ぐったりしている
● 全身に発疹が出て、かゆみが出ている。
● かゆみがひどく、寝ることができない
● 血便が出ている

発熱の後に発疹がでた時の対処法は?

患部を冷やす

まずはかゆみが出たときは、掻きむしらずに患部を冷やすようにしてください。掻きむしることで患部が傷ついて、治るまでに時間がかかり、発疹が全身へとひろがる可能性があります。

冷やす場合は、冷やしたタオルや保冷剤を使用します。ただし、保冷剤を直接肌に当てると、凍傷になる可能性もあるので、1枚タオルを挟むようにしてください。

患部をきれいにする

発疹を掻き潰してしまった場合に患部が汚れていると、感染のリスクがあるので、患部は常にきれいにしておきましょう。

発疹ができているときも入浴して構いませんが、かゆみが強くなったり、痛みが生じたりしているときは、入浴を避けてシャワーで体をきれいにしてあげてください。

薬は自己判断で使用しない

薬は原因に合わせて使用する必要があります。以前かゆみでステロイド剤を処方されていても、自己判断で使用することは避けて一度医師に相談してください。

子供の発熱後に発疹がでる場合に疑われる病気は?

主にウイルスや細菌に感染することが原因で発疹が生じます。

麻疹(はしか)

発熱や咳、くしゃみなどの症状が出た数日後に、口内に白い斑点が生じます。熱は一度下がりますが、数日後に再び上がり、高熱とともに全身に大きな発疹が出ることが特徴です。

発疹がかゆみを伴い、大きくなる場合もありますが、通常は発熱後7〜8日ほどで症状が治まります。まれに症状が重症化して、肺炎などを引き起こすことがあるので注意しましょう。

風疹

発熱や咳などの風邪の症状とともに、赤く小さな発疹が全身に出ます。通常3〜4日で症状が治まり、発疹のかゆみは弱く、発疹が大きくなることもありません。

水疱瘡(水痘)

発熱や頭痛が生じた後に赤い発疹が顔や体、まれに頭や口の中に出た後、全身へと広がります。

発疹は次第に水ぶくれのような状態になった後2〜3日でかさぶたになり、かさぶたが取れるとともに治ります。発疹や水ぶくれはかゆみを伴うため、掻きむしらないように注意が必要です。

溶連菌感染症

38〜40度の発熱や喉の痛みなどが見られた後、喉が赤く舌にイチゴのようなブツブツの小さな赤い発疹が見られることがあります。

通常1週間で症状が治まり、発熱から3〜4週間後には脇や手の指の皮膚がむけることがありますが、基本的に元に戻ります。

突発性発疹

突然の高熱とともに喉の腫れや下痢が生じます。発熱が3〜4日程度で下がると同時に、小さな発疹が首や体に生じることが特徴です。発疹のかゆみはあまり強くなく、生後6ヶ月から1歳半までに起こることが多いことが特徴です。

子供の発熱後の発疹を予防する方法は?

感染症を予防する

主にウイルスや細菌に感染することで発疹が生じるため、日頃から手洗いうがいをこまめに行い感染を予防することが大切です。

乾燥を予防する

喉が乾燥していると感染しやすくなります。特に冬場は乾燥しやすいので、加湿器や濡れタオルを利用して部屋の湿度を維持するといいでしょう。外出する際はマスクを利用することも乾燥を防ぐ上で効果的です。

爪を短くする

爪が長いとかゆみで掻きむしった時に発疹を潰してしまい、かえって治るまでに時間がかかることになるので、日頃から爪を短く手入れしておくことも大切です。