子供の熱が上がったり下がったりする原因と対処法、病院へ行く目安

子供の熱が上がったり下がったりする原因は?

大人と比べて子供は免疫力が低いため、特に1〜2歳頃の子供の体は熱に抵抗しようとして一度は熱が下がった後に、熱がぶり返してしまうことがあります。

また人間の体温は、日内変動といって1日の中で上下しており、特に1〜2歳頃は朝方と夕方で平均0.5度くらい変化するので、朝方と夕方で熱が上がったり下がったりということもよくあります。

病院へ行く目安

熱が出ていても食欲があって機嫌が良いようなら、熱が上がったり下がったりしていても心配はいりません。

ただし、熱以外にも次のような症状が現れている場合は、病院を受診しましょう。

● 3日以上熱が上がったり下がったりを繰り返している
● 咳が長引いている
● 耳を痛がる
● 繰り返し嘔吐する
● 5分以上けいれんが続いたり、呼びかけても返事がない
● 元気がなく、ぐったりしている

子供の熱が上がったり下がったりする時に考えられる原因の病気は?

3日以上熱が上がったり下がったりを繰り返すときは次の病気の可能性があるので、一度病院を受診しましょう。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ菌が肺に感染して炎症を引き起こし、咳が長引くことが特徴です。5歳以上の子供に多く、3〜4日発熱が続き、だんだんと咳が強くなっていく傾向があります。

溶連菌感染症

5歳頃をピークに、10歳未満の子供が発症することが多く、突然の発熱と喉の痛みから始まり、舌にイチゴのように赤いブツブツができることがあります。

プール熱

アデノウイルスに感染して発症し、39〜40度の高熱と、37〜38度の微熱を行ったり来たりする状態が4〜5日程度続くことがあります。発熱以外に喉の痛みや、眼の充血、頭痛、吐き気などが現れます。

川崎病

原因はまだ明らかになっていませんが、1〜4歳の子供に発症することが多く、38度以上の発熱が5日以上続き、両目の充血や発疹、リンパ節の腫れなどがみられます。

重症化した場合は、血管に後遺症が残る可能性があるので注意が必要です。

手足口病

4歳までの男児が夏にかかることが多い病気で、発症した約30%の割合で38度以下の発熱が見られます。

発熱以外に口や手のひら、足の裏や甲に2〜3mmの水ぶくれができ、3〜7日程度で消え去ります。

インフルエンザ

毎年冬に流行することが多く、発症すると38度以上の高熱がでます。子供から大人まで年齢を問わずに発症し、一度かかっても免疫ができずに何度も感染を繰り返します。

中耳炎

鼻や喉に感染したウイルスや細菌が耳へと感染を広げることで発熱を引き起こします。耳の痛みだけでなくニオイのある膿を伴うことがあります。

子供の熱が上がったり下がったりするときの対処法は?

熱を出しているときの子供は想像以上に汗をかいているので、こまめに水分補給を行うようにしましょう。熱が下がっているときは子供も落ち着いていることが多いので、そのタイミングでしっかりと水分補給をしてあげるとよいでしょう。

食欲がなければ無理に食事を摂る必要はありませんが、食欲が出てきたらゼリーやお粥などを食べさせてあげてください。

また、熱が下がりきるまではお風呂に入るのは控えたほうが良いですが、熱が下がっているときはこまめに体を拭いてあげましょう。