子供が毎日お腹を痛がる|原因や病院へ行く目安、対処法

子供が毎日お腹を痛がる原因は?

子供が腹痛を起こす原因は様々ですが、痛みが毎日続くときは以下の可能性が考えられます。

便秘

食物繊維が少ない食事が続く、水分が足りない、運動不足が続くことで排便がスムーズにいかず便秘になることがあります。ガスが溜まってお腹がパンパンに張ると、毎日のようにお腹が痛くなる子供もいます。

ストレス

保育園や幼稚園、学校の生活や人間関係で強いストレスを感じていると、体に不調が現れ、その代表的な症状が腹痛です。
ストレスの原因を取り除いたり、蓄積されたストレスを発散したりしない限り、毎日のように腹痛が続くことがあります。

子供の腹痛が毎日続くとき病院へ行く目安は?

しばらく様子を見る

子供がお腹を痛がっていても、顔色がよく食欲もあるようなら、自宅で様子を見ましょう。便秘やストレスが原因になっていないか、よく観察してください。

すぐに病院へ行く

万が一、以下の症状が現れているときは、すぐに病院を受診するようにしましょう。夜間や休日であれば、救急病院や往診サービスを利用してくだい。

● 時間が経つにつれて、腹痛が悪化している
● ひどい痛みで激しく泣いている
● 下痢や嘔吐をしている
● 食欲がなく、元気がない
● 血便が出ている
● 顔色が青く、ぐったりしている

子供がお腹を毎日痛がるときの解消法や対処法は?

子供が毎日お腹を痛がる原因が便秘またはストレスの場合は、それぞれ以下のような方法で解消したり対処したりしましょう。

便秘

規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。食物繊維を含む食材や野菜を多く取り入れたり、水分をしっかり摂ったりすることで、便秘が解消することもあります。適度に運動をする、朝トイレに行く時間を作る、といったことも大切です。

食事や生活習慣を改善しても便秘や腹痛が続くときは、小児科を受診してください。

ストレス

ストレスの原因と考えられるものをできるだけ取り除いてあげましょう。親子で話したりスキンシップしたりする時間をしっかりとることで、子供が嫌がったり辛かったりしているものを見つけられることもあります。

親子だけで解決するのが難しいときは、小児心療内科や自治体の相談窓口などで、カウンセリングを受けたり相談したりするのもいいでしょう。

子供が毎日お腹を痛がるときの注意点は?

子供の腹痛の原因がはっきりわからないときや、治し方やケアに迷ったときは、早めに病院を受診しましょう。痛がっているからといって痛み止めを飲ませると、症状の悪化につながることもあるため、自己判断で使うのは控えてください。

症状の悪化、ひどい痛み、嘔吐や下痢、血便などが見られたときは、すぐに病院を受診しましょう。